制御構造 - ループ
while 文と do while 文
while は繰り返し処理を行うための構文です。 while という単語は「~をする間」という意味があり、式が真(true)の間実行単位を実行します。式が偽(false)と評価されるとループを抜けます。
書式 1.
while(式){
実行単位1;
実行単位2;
}
do … while は、while と同じような使い方をしますが式の評価が後になります。そのため実行単位が 1 度は実行されることになります。
書式 2.
do{
実行単位1;
実行単位2;
}while(式);
for 文
for も繰り返しを行う構文で非常に使用頻度は高いと思われます。
書式 1.
for (式1; 式2; 式3) {
実行単位;
}
式 1 は、ループに入る前に 1 回だけ実行されます。その値を元に条件式(式 2)を評価し真(true)である間ループします。実行単位が実行されると式 3 で初期値の値を増減します。
例.
<?php
for ($i = 0;$i < 10;$i++) {
print $i . "\n";
}
?>
foreach 文
foreach は、配列に対して繰り返し処理尾行う構文です。通常の配列を扱う構文と連想配列を扱う 2 種類が用意されています。
書式 1.
foreach(配列 as 変数){
実行単位1;
実行単位2;
}
foreach に与えられた配列からひとつづつ要素を取り出して変数に代入していきます。配列の要素分だけ繰り返されます。
次に連想配列の場合です。
書式 2.
foreach(配列 as キー変数 => 値変数){
実行単位1;
実行単位2;
}
連想配列のキーと値を取得したい場合、上記構文を使用します。
foreach に与えられた配列からひとつづつ要素を取り出してキーをキー変数に、値を値変数に代入していきます。配列の要素分だけ繰り返されます。
補助制御文
何らかの条件で繰り返し処理を中断するには、 break を使用します。また、何らかの条件で実行単位を処理しないで次の繰り返しを行う場合、 continue を使用します。
例.
foreach($arr as $value){
if($value == 5){
break;
};
print $value;
}