コントローラーを作成[kohana 3.x]
「kohana 3.xのクラスネーミングルールとファイルの配置」にあるように基本的な規約がありますが、 コントローラーのルールもあります。
- controllerディレクトリに配置する。又はそのサブディレクトリ
- ファイル名は小文字
- クラス名のプリフィックスは、Controller_ (例:Controller_Articles)
- クラス名とファイル名と合わせる (例:クラス名[Controller_Articles]、ファイル名[articles.php])
- アクションのメソッドを定義する。メソッド名は、action_ではじめる。 (例:action_index())
Hello, Worldを作成する
kohanaと一緒に提供されているサンプルに「Hello, World」があります。これを実際に作ってみます。
application/classes/controller/hello.phpを次のように作成します。
<?php defined('SYSPATH') or die('No direct script access.');
class Controller_Hello extends Controller {
public function action\_index()
{
$this->request->response = 'hello, world!';
}
}
kohanaでは、リクエストされるURLにコントローラーおよび処理(アクション)を指定します。
http://example.com/index.php/<controller>/<action>
rewriteしている場合:
http://example.com/<controller>/<action>
このリクエストにより、コントローラーが選択され実行するメソッドが決定されます。
上記サンプルの場合、ブラウザーからhttp://example.com/hello/indexとアクセスするとhello, world!と表示されます。