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独高級車メーカー、メルセデス・ベンツのプラグインハイブリッド車「GLC 350e」は、目立たないところで素晴らしい機能を備えている。ニューヨーク州オシニングからマンハッタン中心部まで、すべて電気で走行することが可能だ。
同社米国部門のセールス・製品担当副社長を務めるバート・ヘリング氏はこのスポーツタイプ多目的車(SUV)について「顧客の日常的な運転を完全にカバーすることになる。これはゲームチェンジャーだ」と話す。航続距離50マイル(約80キロ)は「マジックナンバー」(ヘリング氏)であり、車1台を所有する米世帯の1日当たり平均運転距離に相当する。
電気自動車(EV)の普及ペースが一進一退を続ける中、自動車業界の幹部らは、EVに関心がある層から懐疑的な層まで、米国ドライバーの多くを引きつける「スーパーハイブリッド」を生み出した。
米国市場では、メルセデスのGLC 350eに加え、ジャガー・ランドローバー(JLR)のレンジローバー2車種が50マイルの走行距離をすべて電気で賄うことができる。
これを40マイルに引き下げると、さらに7車種が上記3車種に仲間入りする。これらはスーパーハイブリッドと位置づけられるもので、ガソリンによる安全策を備えつつ、ほぼ排出ガスゼロの走行を実現している。そのほとんどは妥協のない車であり、妥協のない価格設定だ。メルセデスGLCのスーパーハイブリッド仕様は6万ドル(約940万円)に迫る。一方、トヨタ自動車は長い航続距離を実現しつつ、より手の届きやすい価格で2車種をこの分野に投入している。プリウス・プライム(3万2975ドル)とRAV4のプラグインハイブリッド車(4万3865ドル)だ。
完全なEVの方がはるかに人気があり、自動車業界の幹部は純EVがいずれ市場を席巻するとの見方でほぼ一致している。だが、問題はその時期がいつやって来るかだ。ブルームバーグNEFでは、プラグイン車の販売は2030年に920万台でピークに達し、販売台数の割合はEVおよそ4台に対して、ハイブリッド車が1台になると予想している。
しかし、米国のドライバーを中心に、電力での航続距離や充電網の未整備、充電速度については依然として懸念が根強いことがさまざまな調査で明らかになっている。米国では長年、充電の必要がない「マイルドハイブリッド車」が人気だ。
もっとも、メルセデスでさえ、プラグインハイブリッド車はガソリンエンジンを完全になくすモデルへの「橋渡し」であると認めている。「その橋がどれほど短いのか、あるいは長いのかとの問いはまだ分からない」とヘリング氏。「だが、一部の顧客にとっては、これが目的地でもある」と述べた。
原題:Super-Hybrids Are Automakers’ Bridge for EV Skeptics and Curious(抜粋)