コンテンツにスキップする

For Customers

Support

Americas+1 212 318 2000

EMEA+44 20 7330 7500

Asia Pacific+65 6212 1000

  • Company

    Communications

    Follow

  • Products

    Industry Products

  • Media

    Media Services

  • ";var sm="
  • Company

    Communications

    Follow

  • Products

    Industry Products

  • Media

    Media Services

  • Bloomberg

    Connecting decision makers to a dynamic network of information, people and ideas, Bloomberg quickly and accurately delivers business and financial information, news and insight around the world

    For Customers

    Support

    Americas+1 212 318 2000

    EMEA+44 20 7330 7500

    Asia Pacific+65 6212 1000

  • ";function fillTophat(){document.querySelector(".bb-that__sitemap-sections.bb-that--visible-md").innerHTML=md;document.querySelector(".bb-that__sitemap-sections.bb-that--visible-sm").innerHTML=sm;}document.querySelector(".bb-that-header--sitemap-trigger").addEventListener("keydown",function(){fillTophat();});document.querySelector(".bb-that-header--sitemap-trigger").addEventListener("click",function(){fillTophat();});})();

    米国で音楽フェスの中止相次ぐ、「何もかも高くなった」と嘆く主催者

    • 消費者の節約志向、コロナ禍の減収挽回したいアーティストの事情も
    • まだ買えるコーチェラのチケット、NJ州のフェスは発売数分で完売
    デラウェア州ドーバーのファイアフライ・ミュージック・フェスティバル
    デラウェア州ドーバーのファイアフライ・ミュージック・フェスティバル Photographer: Kevin Mazur/Getty Images for Firefly

     米テネシー州の音楽ファンは過去40年間、夏のリバーベンド・フェスティバルを楽しみにしてきた。これまでにライオネル・リッチーやZZトップなどをラインアップに迎えた音楽の祭典は、今年は開かれない。

      「リバーベンドは将来に成功するため、その価値を見直しつつ再編成を行っている」と主催者はウェブサイトで説明した。

      音楽フェスティバルは長年の成長期を経て、一部が衰退しつつある。ブルームバーグの調査によると、米国では今年キャンセルになった音楽フェスは10を下らない。消費者のコスト意識が敏感になったことも一因だが、スタッフやステージ、そして出演者にかかるコストの上昇も大きい。

      「何もかもが高くなった。アーティストもそうだ」と音楽フェスを主催するブリュー・ハ・ハ・プロダクションズを創業したキャメロン・コリンズ氏はインタビューで語った。

      4月に開催されるコーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバルは、1月にチケットを発売したが、まだ2週目の週末のチケットが売れ残っている。デラウェア州ドーバーのファイアフライ・ミュージック・フェスティバルは、今年も開催を見送ることにした。このフェスティバルはかつてグリーン・デイやデュア・リパを招き、10年にわたってファンを魅了してきた。主催者はソーシャルメディアへの投稿で、「然(しか)るべきタイミング」に再開すると述べた。

      両フェスティバルを所有するAEGワールドワイドはコメントを控えた。

    2023 Coachella Valley Music And Arts Festival - Weekend 1 - Day 1
    2023年のコーチェラ・フェスティバル
    Photographer: Matt Winkelmeyer/Getty Images for Coachella

      音楽フェスが抱える問題は、テーマパークからカジノに至る他の消費者ビジネスに起きていることを映す鏡であり、ポスト・コロナの旅行急増が一巡した後のコスト意識を反映している。複数日の音楽フェスに行くコストは、ホテル代や移動費、高いビール代を含めて1000ドル(約15万円)では足らないこともある。

      この状況に手を打とうとするプロモーターも出てきた。テネシー州のボナルー・フェスティバルは4日間開催されるが、2日間だけのチケットを購入できる「ハーフ・ア・ル-」のオプションを用意した。

      カリフォルニア州レドンド・ビーチで5月に開催されるビーチ・ライフ・フェスティバルは、今年から一般入場料を値下げし、その料金にチケット手数料を含めることにした。近くのパサデナで1週間後に開かれる別のロックフェス、クルーエル・ワールドは2月限定プロモーションとしてチケット手数料を無料にした。クルーエル・ワールドの一般入場チケットはまだ残っている。

      バークリー・ポピュラー・ミュージック・インスティテュートのマネジングディレクター、モーガン・ミラード氏は「フェス同士の共食いみたいだ」と語る。「実際のところマーケットを半分にしている」と述べた。

    Music Festivals Canceled for 2024

    Source: News announcements

    As at Mar. 7th

      アーティストらはコロナ禍で減少した収入を取り戻そうと、ギャラを引き上げた。外出自粛期に借り入れたローンを返済したいベンダーも、収入増加に躍起になっている。

      一方でコンサート興行最大手のライブ・ネーションは、今年北米で開催されるフェスティバルのチケットは昨年を上回るペースで売れていると述べた。ニュージャージー州アズベリ-パークで開かれるシー・ヒア・ナウ・フェスティバルのチケットは、今月7日の発売から数分で完売となった。地元のヒーロー、ブルース・スプリングスティーンが同フェスティバルのヘッドライナーを務める。

      ライブ・ネーションは「イベントがさまざまな理由で変動したり、落ち込んだりすることはよくある」と文書で指摘。「しかしマクロレベルで見たライブ音楽のビジネスはかつてなく繁盛している」と述べた。

      観光収入源としてのフェスティバルを維持するため、行動に出た自治体もある。テキサス州オースティンのブルース・オン・ザ・グリーンは今年の開催が危ぶまれていたが、市議会の支持と新しいスポンサーを得て復活が決まった。

    原題:Music Festivals Cancel as Costs Rise, Fans Reconsider Spending(抜粋)

     

      最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE