ソフトバンクＧ含む債権者、ウィーワーク事業再編巡り対立－協議難航

ソフトバンクグループの出資先で、シェアオフィス事業を展開する米ウィーワークの事業再編計画を巡って債権者が対立しており、協議が難航している。

米ウィーワーク、事業再編へアドバイザーを起用－関係者

　　 ソフトバンクグループをはじめとするウィーワークの支援者と、キング・ストリート・キャピタル・マネジメントなど債券保有者は、２度目となる事業再編を通じてそれぞれ同社の経営権を握ることを目指している。情報は部外秘だとして匿名を条件に複数の関係者が明らかにした。別の関係者らによると、交渉にはブラックロックとブリゲイド・キャピタル・マネジメントも関わっている。

　　関係者によると、ウィーワークは向こう数週間で事業再編に関する合意の最終的な取りまとめを行いたい考え。早ければ11月にも破産法の適用を申請する計画の一環として、実行される可能性があるという。

　　ウィーワーク、 ソフトバンク、キング・ストリート、ブラックロックはコメントを拒否した。ブリゲイドはコメントの要請に応じていない。

原題：WeWork Backers King Street, SoftBank at Odds Over Restructuring（抜粋）