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    国内AT1債にもプレミアム必要、クレディS危機で-三菱UFJ国際

    • AT1債の取引水準はリスク対比割高、株への劣後も再認識-水谷氏
    • YCC解除見据え投資年限は短期化、日銀は市場機能に任せる運営を

    三菱UFJ国際投信の水谷梓シニアファンドマネジャーは、スイスの金融大手クレディ・スイス・グループが発行した「その他ティア1債」(AT1債)が全額無価値となったことに関連し、国内金融機関が発行するAT1債についても「これまでよりはプレミアムが要求されるべきだ」との考えを示した。

      水谷氏は海外の信用不安が「国内銀行を含む社債発行体の信用力そのものに与える影響は限定的」だとした上で、国内市場でAT1債の取引水準は「リスクに対して割高」だと指摘。AT1債の扱いについて、株式に劣後する可能性があることや当局の対応次第で左右されることが再認識されたとし、今後の発行においては従来よりも国債上乗せ金利(スプレッド)などのプレミアムが求められるとの見方を示した。

    UBS Group AG And Credit Suisse Group AG as Bankers Flock to Headhunters
    クレディ・スイスの影響、他の欧州金融機関にも
    Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg

      クレディSは同業UBSグループによる買収が決まったことを受け、AT1債160億スイス・フラン(約2兆3000億円)相当の価値が中核的自己資本拡充のためゼロに切り下げられることになった。これをきっかけに欧州のAT1債指数の利回りが急上昇するなど、他の欧州金融機関が発行するAT1債にも影響が波及している。

      水谷氏はこうした海外の信用不安で「マーケットが動くという影響は無視できない」とも指摘。日本の金融市場はこのところ日本銀行の金融政策を中心に動いてきたが、「それだけではなくなってきた」と述べた。同氏には17日にインタビューし、UBSによるクレディS買収決定を受けて追加で見解を聞いた。

    市場の自由度向上に期待

      水谷氏は国内クレジットへの投資は「年限5年以下、場合によっては3年以下に短期化している」と言う。もともと中期債など短めの社債が「主戦場だった」が、日銀の植田和男次期総裁がイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の副作用を注視しているとされることから、いずれ解除されることを念頭に投資年限をより短くしていると話した。

      これまでの低金利環境下では「ある程度スプレッドが乗っていたら買いという状況だった」とした上で、最近は久しぶりに「格付けだけではなく、実際のクレジットの方向性が良い銘柄と悪い銘柄が区別されるようになってきている」と分析。自身も「クレジットとして安心できるものを中心に買っている」と話す。

      日銀の新体制が発足し、「市場の自由度が上がれば良い」と水谷氏は言う。日本ではここ数年、債券市場の機能が低下した結果、社債市場でも証券会社がヘッジできなくなり売値(オファー)と買値(ビッド)が広がるという悪影響が見られたと指摘。今後は「ある程度、市場機能に任せるような運営をするべきだと思う」と期待を示した。

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