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Joanna Ossinger-
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米連邦公開市場委員会(FOMC)の姿勢転換は、投資家が投資サイクルのタイミングを見直すべきであることを意味している可能性があると、JPモルガン・チェースが指摘した。それは投資家が当面はリセッション(景気後退)懸念に動かされるべきではないことを意味するという。
FOMCは先週、少なくともしばらくの間利上げを停止し、保有債券の縮小については柔軟に対応するとの考えを示唆した。
米金融当局のスタンス調整を受け、JPモルガンは従来示していた見解の変更が必要になる可能性があると指摘。同行は以前、投資家は「2020年の持続的な課題」に備えるため、19年後半に中立ポジションに完全移行し、ディフェンシブな姿勢に傾斜することを検討すべきだとの見方を示していた。
「米金融当局の完全雇用に対する懸念が後退し、インフレのオーバーシュートへの寛容度が高まり、景気抑制的な政策への到達意欲が低下しているのなら、20年はリセッションについて考える年ではないかもしれない。そのため、19年の遅い時期と20年の早い時期にクロスアセットでディフェンシブなポジションを取るのは時期尚早だろう」とジョン・ノーマンド氏率いるストラテジストが1日付リポートで指摘した。
原題:JPMorgan Says 2020 ‘Might Not Be Year to Think About Recession’(抜粋)