「Kibela」とは、株式会社ビットジャーニーが提供する、「個人の発信を組織の力にする情報共有ツール」をコンセプトに掲げた情報共有ツールです。情報をkibelaに発信することで、組織で効率的に情報共有ができます。この記事では、Kibelaについて、特徴や料金、使い方まで概要を解説します。まずは概要をきちんと理解して、自社に導入すべきか判断ができるようにしていきましょう。
※記載されている情報は全て2019年9月調査時点のものです。
kibelaとは
Kibelaとはどのような情報共有ツールなのか、特徴や料金、使い方について解説します。
特徴
まずは、Kibelaの特徴について3つの項目に分けて解説します。
個人の発信がしやすい
kibelaでは、個人の意見やアイデアなどを、編集権限を自分のみにしてSNSのように自由に投稿ができます。また、他のメンバーの投稿に気軽にコメントができるので、組織内での活発な意見交換に繋がります。
ブログ形式とWiki形式
kibelaには、個人のスキルや発見などを投稿できる「ブログ形式」と、情報などを組織全体で集約していく「wiki形式」の2つの機能があります。ブログ形式は、チーム内のある個人が発信するための形式で、チーム内の他のメンバーは編集できません。一方、wiki形式は、チーム内で権限がある他のメンバーも修正が可能で、複数名で情報をビルドアップしていく際に適しています。
ピン留め機能
共有された情報で重要な情報は、kibelaの個人ホーム画面の上部に固定して表示できます。必要な情報をピン留めすることで、重要な情報が新しい情報によって埋もれてしまうことを防げます。
料金プラン
kibelaにはフリー、スタンダード、エンタープライズの3つのプランがあります。
プラン | 月額料金 | ユーザー数 | ストレージ | 利用可能グループ数 |
フリー | 無料 | 5人まで | 1GB/ユーザー | 4グループまで |
スタンダード | 540円/アクティブユーザー | ユーザー数無制限 | 5GB/ユーザー | 無制限 |
エンタープライズ | 1,620円/アクティブユーザー | ユーザー数無制限 | 20GB/ユーザー | 無制限 |
有料版のKibelaはグループ数に制限がないので、組織内での情報や資料などを細かく分けて管理できます。
使い方
Kibelaの使い方について説明します。使い方を理解して情報を円滑に共有できるようにしましょう。
マークダウンで書く
Kibelaでは文章構造が分かりやすいマークダウン記法に対応しています。マークダウン記法では、ブログのように見やすく分かりやすい文章を書くことができます。
『#』と半角スペースを行頭に付けると見出しとして設定できます。『*』と半角スペースを行頭に付けると箇条書きに変換できます。その他にも、Kibelaの『記事を書く』ページにはマークダウン記法の補助プレビューが表示されますので参考にしてみてください。
フォルダを作成する
Kibelaでは、投稿したい記事をフォルダごとに分けることができます。「記事を書く」で投稿したい記事を作成後、「+フォルダに追加する」をクリックします。「+フォルダを作成」が表示されるのでクリックして新規のフォルダを作成できます。
kibelaの投稿をSlackに通知する
kibelaの投稿をslackで通知するにはslackとkibelaの両方で設定をする必要があります。
Slackの設定方法
- ブラウザでカスタムインテグレーションのページを開く
- 「Incoming Webhook」をクリック
- 「設定を追加」をクリック
- 「チャンネルを選択」で通知したいチャンネルを選択
- 「Incoming Webhook インテグレーションの追加」
- 次の画面でWebhook URLとしてURLが表示されるのでコピー
Kibelaの設定方法
- チーム設定の「Outgoing Webhooks」のページを開く
- 右上の「Webhookを追加」でSlackを選択
- 「URL」にさっきSlack上でコピーしたWebhook URLを張り付け
- Webhook一覧での表示名を入力 例:Slack(すべての記事)
- どの編集権限のどのグループの記事をどんな時に流すかを選択
- 「テスト送信」を押して通知が来るか確認
- Webhookのテストメッセージです の通知が来たらOK
- 「追加する」をクリックして完了
招待・アクセス制限
ゲストやメンバーの招待は、管理者かオーナーによってkibelaの『メンバー管理』ページから実施できます。管理者とオーナーはゲスト、のkibelaへのアクセスを制限することができ、kibelaで共有されている情報を限定的に利用できます。ゲストは所属するグループとその関連情報のみ共有される状態になります。
また、既存ユーザーをゲストに変更するのも『メンバー管理』から可能です。