依頼者の想いに寄り添い、密な信頼関係を築く。不安を和らげ、笑顔を取り戻すためのサポートを提供
弁護士は、悩んでいる人の心を軽くできる仕事
弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
はじめから法律関係の仕事に就いていたわけではなくアメリカで短期大学を卒業後、日本の一般企業で働いていました。
転機になったのは、家族が巻き込まれた法律トラブルです。当時は、弁護士に依頼する経済的余裕がありませんでした。父親が昔法律事務所で働いていたことから、子供のころからよく知っている先生がおり、その方にアドバイスだけでもらうつもりで相談したところ、先生から「1000円もってる?」とたずねられました。そして、私が1000円を渡すと、先生は「あとは任せとき。」と言ってくれました。その一言で、もう一人で悩んで、苦しまなくていいんだ、とすごく気持ちが楽になりました。
このことがきっかけで、弁護士という仕事に興味を持ちました。その後、働きながら日本の大学に入りなおし、ロースクール制度ができたことをきっかけに、本気で弁護士を目指し、2011年に弁護士になりました。
依頼者との密な関係性を大切に
力を入れて取り組んでいる分野について教えてください。
依頼された事件はどんな分野でも全て責任を持って取り組んでおり、特にこの分野に力を入れているということはありませんが、比較的依頼が多いのは離婚と相続です。
依頼者とのコミュニケーションで意識していることはありますか?
依頼者に対し、弁護士としてだけではなく、人間として向き合いたいと考えています。法律の難しい話だけをするだけでは、依頼者の本当に求めているものが見えないことがあるからです。依頼者から本音で話をしてもらえるよう、私自身も飾らない素の状態で接するよう心がけています。
私自身、親の離婚や失恋も経験しているので、離婚家庭の子どものしんどさや、恋愛で傷ついたときの辛さも分かります。そういった自分の経験を活かして依頼者に寄り添っていける弁護士でありたいと考えています。
仕事のやりがいを感じるのはどのようなときですか?
依頼者や相談者が、笑顔で事務所を出て行かれるときが一番嬉しいです。依頼を受けた時や、相談に来られたときは思いつめた表情だった方々が笑って帰られるとき、少しでも気持ちが楽になってもらえたことを実感できるからです。その笑顔を引き出すために、弁護士としてできることを最大限できるよう努めていきます。
「弁護士と話すだけでも気が楽になる。一度ご相談ください」
休日の過ごし方やご趣味を教えてください。
映画が好きで、週末は映画館に行くことが多いです。邦画でも洋画でも、ホラー以外ならジャンルを問わず何でも観ます。
あとはビュッフェですね。見かけによらないとよく言われるのですが、実はかなり食べるほうなんです。美味しいものを堪能してリフレッシュしています。
今後の展望について教えてください。
今までと同じように、一つ一つの案件に真摯に向き合いたいです。依頼者とゆっくり関係を築きながら、最善の解決を目指して粘り強く取り組みます。
法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
悩みを抱えたら、とりあえず相談してください。この一言に尽きます。弁護士はそれほど敷居が高い存在ではありません。話をするだけでもすごく気が楽になるので、ぜひ一度相談に来ていただければと思います。