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報道関係者各位
プレスリリース

2024.04.08 17:45
株式会社阪急交通社

2024年ゴールデンウィーク旅行動向
海外旅行はヨーロッパ、アジア、
国内旅行は関東、近畿が人気
海外旅行は前年比2.2倍国内旅行は前年比1.2倍
テーマ型ではお遍路・巡礼が好調

株式会社阪急交通社（本社：大阪市北区梅田代表取締役社長酒井淳）は、ゴールデンウィーク（2024年4月24日～5月6日出発）の海外旅行・国内旅行の予約状況から、旅行動向をまとめました。

2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、人流回復に伴う旅行需要の伸長により、海外旅行・国内旅行ともに前年を上回っています。

海外旅行の人気旅行先ランキングは、1位ヨーロッパ、2位台湾、3位韓国となりました。円安、燃油高を背景に、日数が短く手ごろな旅行代金の台湾、韓国をはじめとしたアジアが、昨年から需要が高まっており、ゴールデンウィークもその傾向が顕著となっています。一方で、日数が長く旅行代金も相応な金額となるヨーロッパも、リピーターを中心に長い休暇を取得しやすいゴールデンウィークは人気となっています。

国内旅行の人気旅行先ランキングは、1位関東、2位近畿、3位中国地方となりました。日帰りバスツアーは前年比1.5倍となり、シニア層に加えてファミリー層の需要の活性化が特徴です。また、グレードの高いホテルやグリーン車を利用した商品の需要も増加傾向にあります。

【海外旅行】

出発日のピーク：（1）5月3日（金）（2）4月29日（月・祝）（3）4月24日（水）

海外旅行の人気旅行先ランキングは、1位ヨーロッパ、2位台湾、3位韓国となりました。

アジアの人気が高まる一方で、長い休暇を取得しやすいゴールデンウィークは、歴史・文化・自然など観光要素の揃ったヨーロッパが人気の旅行先となりました。国別ではイタリア、フランスの需要が高く、1ヵ国をじっくり巡る旅行が人気となっています。アジアでは台湾の伸長が顕著で、昨年の3倍以上の予約人数となっているほか、韓国も引き続き堅調です。そのほか、モンゴルやウズベキスタンも大きな伸びを見せており、いつかは訪ねてみたい秘境系ツアーの人気も高まっています。

【国内旅行】

出発日のピーク：（1）4月24日（水）（2）5月5日（日）（3）4月25日（木）

国内旅行の人気旅行先ランキングは、1位関東、2位近畿、3位中国地方となりました。

人気旅行先で1位となった関東は、邦船による小笠原諸島クルーズや季節の花の観賞を目的とした周遊ツアーが人気となっています。2位の近畿、3位の中国地方では、日帰りバスツアーが牽引し、前年比1.5倍で、全体に占める割合も10ポイント上昇しています。この時期に見頃を迎える花を観賞するツアーやゴールデンウィークに開催されるイベントに参加するツアーの集客が伸びています。また、テーマ型ツアーも好調で、今年は4年に一度の逆打ち年にあたるお遍路・巡礼のツアーが前年比2.5倍となったほか、ミステリーツアーも前年比1.8倍となりました。

今年のゴールデンウィークは、休暇の分散化も進む中で、旅行代金や内容を検討しながら柔軟に出発日を選択する傾向が見られます。従来の繁忙期とは異なる4月24日、25日や5月5日が出発日のピークとなっています。