衆院選で議席を減らした日本維新の会の馬場伸幸代表が29日、代表選が実施された場合、出馬しない可能性に言及した。維新の本拠地・大阪の府議団は同日、代表選の開催を求める方針を全会一致で決定。創設者の橋下徹元代表も馬場氏の責任を問う声を上げており、「馬場包囲網」が作られつつある。
馬場氏は29日のBSフジの番組で、衆院選で議席を減らした責任について問われ、「(代表選を)やるかやらないかは、事実上、代表に対する信任、不信任ということ。圧倒的に代表選挙をやれということになれば、(不出馬も)考えざるを得ない」と述べた。
維新は党規約で、衆院選など大型選挙後45日以内に臨時党大会を開催するよう定める。その場で所属する国会議員や首長、地方議員らで多数決を取り、代表選を実施するかどうかを決める。
府議団は、31日に大阪市で…