サラリーマン川柳が改名 「男性イメージ強すぎる」社内意見きっかけ
小出大貴
日常のふとした場面を詠んだ「サラリーマン川柳コンクール」が、36回目を迎える今年、コンクールの名称を「サラっと一句! わたしの川柳コンクール」に改名した。「サラリーマン」という言葉は、男性のイメージが強すぎるのではないか。そんな声が、主催する第一生命保険の社内で出たことがきっかけだ。
サラ川は、第一生命の社内報の新年企画としてバブル期の1986年に始まった。当時の朝日新聞によると、この時は、社員数が多かった男性社員の目線で職場を詠んだ作品が目立った。
「早帰り せよと言う手に また書類」
「パソコンに できるものかと お茶を汲(く)み」
「思えども 妻と上司に 勝てはせず」
社内外で好評だったことから…