アベノマスク「もう捨てようよ」 首相が気をもんだ安倍氏への対応

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戸田政考 楢崎貴司
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 政府は24日、大量に保管する「アベノマスク」について、希望する自治体や個人らへの配布の受け付けを始めた。新型コロナ対策として調達した布マスクだが、多額の保管費用などで批判を浴び、岸田文雄首相が今年度内の廃棄を決定。一方で、首相らが神経をとがらせたのは、この政策を推し進めた安倍晋三元首相への配慮だった。

 布マスクの在庫は現在、約8千万枚。10月には会計検査院の調べで、保管に約6億円かかっていることも指摘されていた。首相は今月21日の記者会見で、希望者に配布したうえで、年度内に廃棄する方針を突然表明。厚生労働省は24日から1月14日まで配布希望を受け付け、来年3月には残った分を廃棄処分する。

国会答弁の練習中「なんとかしないと…」

 首相が廃棄に大きく傾いたの…

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    磯野真穂
    (東京工業大学教授=応用人類学)
    2021年12月25日9時25分 投稿
    【視点】

    不謹慎と言われるかもしれませんが、アベノマスクに関しては、1ダンボール1000円などで、お金を払って国民に取りに来てもらい、「うちではアベノマスクこんなふうに利用してます」とか、「アベノマスクには、こんな意外な使い方がありました」とかみたい

    …続きを読む
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    おおたとしまさ
    (教育ジャーナリスト)
    2021年12月25日17時56分 投稿
    【視点】

    政府が布マスクを大量購入して全戸に配るという構想をニュースで聞いたとき、あまりにナンセンスで、冗談だろうとしか思えなかったことを思い出します。 しかしどうやら本気らしい。なんとか止めたい。そこで、地元自治会に提案し、「手作りマスクの作

    …続きを読む
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