あにこれのレビューは一方通行で、意見交換するのには向いていませんよね。ここでは、自分の感想を意見交換することを目的とします。最新のアニメに限らず、旧作、マイナーな作品などでも構いません。人それぞれの感想に嘘はありませんので、相手への誹謗中傷は厳禁です。あくまで自分の感想と、そう考えた根拠を語り合う場として利用します。
出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした 最終回まで
今までもあったと思うけど、今回は強烈にネタバレ。
本作は前編で「主人公が英雄だとわかる話」、後編では「英雄として動く事を決断実行する話」。
原作ラノベの様だけど、こんな低レベルなラノベがよく発売出来たなと驚愕する。そしてアニメ化まで行ってしまう業界の程度の低さに涙が出る。
【前編について】
この世界では神からギフトという特殊スキルが与えられる。ギフトは戦闘等にチート的に機能する物もあれば、ある種の職業に就くのに都合の良い物もある。結果、ギフトによって職業選択が決まってしまうような世界らしい。
主人公の母親は「英雄を生む」というギフトを与えられており、その夫である主人公の父親は「未来視」みたいなギフトを持っている。母は2人の子供を産んだが病気か何かで瀕死の状態に。父親はギフトを使って、死という未来を回避する為の方法を模索するが、従来割と成功していたと思われる未来改変が上手く行かず、妻を亡くしてしまう。
そして、2人の息子の内、長男である主人公は何のギフトも持っていない出来損ない。次男は人を操るギフトを持っているが英雄と言えるか怪しい。結果、父親は英雄を生むことも出来ず、死の運命も変えられなかったギフトという存在に激しい憤りを抱き、神を憎むようになり、悪魔と契約した。
職業選択の自由を訴えるような形で、神に反逆しようと国民を扇動する父親や次男を主人公が余裕で粉砕し、この反乱は終焉を迎える。
これ、自分の息子が英雄である事を見抜けなかった間抜けが逆恨みで反乱起こしたようなストーリーですよ?何を基準に英雄であるか否かを判断してるの?って突っ込みたい。視聴者の立場からすれば、英雄としか言い様がない圧倒的強さの主人公。何で気付かないの?
ギフトの有無だけで英雄か否かを判断しているとしか思えないのだが、それでギフトを否定するような反乱起こすってどうなの?
主人公が普通に圧倒的に強いのだから、その力の片鱗を軽く見せて、嫡男として誰もが認める存在になっていれば、誰も苦しまなかったと思う。
何て言うか、あまりにもくだらないストーリーに思える。
【後編について】
主人公同様異世界から転生してきた元天使みたいな女の子が、皇帝暗殺の濡れ衣を着せられ、連行されてしまう。それを助ける英雄的行動をするか否かで葛藤する主人公だが、なし崩し的に助けに向かう。
この作品は基本的にハーレム物なので、美少女3人が共に行動している。元々主人公が帝国を訪れたのは観光的な意味合いが強く、そこに美少女がついてくる事に違和感はない。
ただ、帝国を敵に回し、結局武力解決せざるを得ない展開になった時、この女の子達必要?って激しく思う。似たような作品の似たようなストーリーの中でもダントツに存在意味がわからない。
暗殺者みたいなスキルの女の子は普通に考えると強いけど、帝国の騎士団は明らかにもっと強く役に立たない。女鍛冶屋は戦力外。姫様はヒーラーだけど、主人公が無敵なので回復する必要がない。ただの足手まとい。避難した宇宙戦艦の中にカツ、レツ、キッカがいるという状況と、宇宙戦艦強奪作戦にカツ等が参加するのでは意味が全く異なる。後者なら存在自体が極めて不自然。
おまけに主人公は一人なら空間転移が出来るので、やろうと思えば即元天使を救出出来る。余談だが空間転移とか、遠距離を見通す能力とか、丁寧に使わないと物語が不自然になる元ですよ。本作がまさにそれ。天使救出の旅が無意味化している。
結局、誰の目から見ても胡散臭い少年が黒幕なんだけど、ある程度序盤から主人公は見抜いていたという話。お供の美少女達は見抜いておらずバカ丸出しなのは兎も角、アニメキャラと視聴者と言う位置関係から考えて、主人公は最初から見抜いて茶番に付き合っていたという設定は、視聴者にとっては、ただ単に茶番を見せられているだけだぜ?そういう筋書きにしちゃダメでしょ。
黒幕が元天使を振り向かせたい為に起こした皇帝暗殺、帝国乗っ取り劇だけど、無駄に大事にした印象しかない。上手く説明できないけど、法や爵位、血統とか考えた時、皇帝になれるとは思えないというか。そこを納得させるストーリーになってない。
どちらかと言うと、力により帝国を牛耳ろうとしている印象に近い。その割には法に則って動いているはずの騎士団が黒幕に手を貸す。これ、現代で言うなら、全く正統性が感じられないクーデターを防衛大臣が起こして、自衛隊がそれに従っているような感じ。そこの善悪の判断くらい出来るでしょ?って。
主人公達が町に入った後に町が閉鎖される。入口で止めろよと思う。交渉次第でその閉鎖が解かれて、帰っていいですよ。ってなる。いや、じゃあ何の為に閉鎖したの?これ現代で言うなら、指名手配犯を捕まえたのに、理由不明で無罪放免になった様な展開ですよ。何で指名手配されているのか?何で無罪になるのか?そこの説明は必須。本作の場合、テロ行為と市民殺しの濡れ衣を着せられている主人公。そんな奴上が何と言おうと捕まえないとダメでしょ。無罪にするなら理由を言えって話。非常に都合よく閉鎖され、閉鎖が解かれる。
後編になるとギフトの話が全く出て来ないのも気になるが、兎に角全体的にストーリーが陳腐過ぎるというか。観光目的で来ていて、英雄的行動をしたくない主人公。目立つなと言われているのに、近くで起こった爆発事故現場に急行する。そこでよく解らない嫌疑をかけられるとか、そんな奴居る?うちの近所に消防車が止まっても、どこに止まってるのか確認して、うちと関係ないなら、それで終了の話だよ?急行する人いる?居たとしても、それ野次馬だよね。出来過ぎたタイミングで事故が起こるのはお約束として許してもいいが、それに対する行動が状況と合致していない。
主人公は前世で魔物に襲われている少年を助けたら、少年から石を投げられてしまう。そんな奴いる?アニメ史上初めてのシーンだと思われる。仮に石投げられる奴が居たとしたら、その人は「英雄」と呼ばれないでしょ。「暴君」とかになるよ。トライガンだと「人間台風」とか。作者は「英雄」という言葉の意味を理解していないと思われる。
脚本都合で不自然に行動し、理解不能な状況にたどり着く展開のオンパレード。「そんな奴いる?」って思う事があまりにも多い。
やっぱり1話で底が知れちゃうんだね。これ誰も評価しないと思う。面白くもなくつまらなくもない0点。
異世界失格 最終回まで
もしかしたら、文豪を主人公にした作品は確実に面白くないって法則が成り立つ気がしてきた。「文豪ストレイドックス」「文豪とアルケミスト」「啄木鳥探偵處」とか。何で文豪にスポットライトを当てたのか分からない。太宰治や芥川龍之介よりも擬人化した「戦艦大和」や「オグリキャップ」の方が人気になると気付いた方がいいのではなかろうか。
本作は基本的にギャグなので外殻を構成する異世界冒険物としてのクオリティには全く拘っていないと思われる。適当な感じのキャラや能力に絵柄。魅力が全くない。
自殺願望のある先生に共感できる人はこの世に居ないと思う。居たらその人もう死んでるでしょう。自殺程止められない行為ってない気がするよ。
唯一良かったのは、創作意欲を掻き立てられる数奇な運命に支配された人達の物語を先生が上手く話を誘導して紡ぎ出しているところ。それ自体は全く良くないんだけど、病気の妹のヤングケアラーになっていた女の子の話とか感動した。
物語が全くの中途半端で終わっているけど、こんな作品の2期は勘弁願いたい。面白くもなく、つまらなくもない0点。
【恋は双子で割り切れない】視聴終了
1話から修羅場しかない展開で引きが強かったんだけど、結局最終話まで行っても現状維持って結論となっただけ。この三角関係の最良の解決策は、男が二人とも食っちまうことを双子が受け入れることだと思うのだが、どうなの?
まあ楽しませてはもらえました。凡作。まあ面白い方の凡作。
【ラーメン赤猫】視聴終了
くだらない設定でパソコンでゲームしながら観てたけど、見続けるとそれぞれの猫ちゃんたちが可愛く見えてきて、はまっていきます。OPがノリがよくて、「君も気に入るよ赤猫~~」って歌詞が、ああ、その通りになっちまったと妙に納得してしまいました。面白い方の凡作。
【俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~】視聴終了
最終話、主人公が全ての試験を落第しながらあきれるくらいのポテンシャルがあったことが説明され、超人的な強さを発揮していた展開に説得力を与えてくれました。自己評価が低く、常に一歩引いた態度をとり、勘違いしながら人助けをする姿はなかなか好感が持てました。
とはいえ、そんなに面白かったかといえば、そうでもない。とりあえず面白い方の凡作。
【真夜中ぱんチ】視聴終了
これバンパイアの必要なかったんじゃないかな。終始軽いノリで、最終話のオチも肩透かしを食らった気分。真咲はそんなに画面に出たかったのか?そんな風には見えなかったけどなあ。キャラそれぞれに個性があったけど、りぶが一番没個性ってのも残念なあるある。いちごがバカっぽくていいボケをかましてくれて好感が持てた。だけどそれだけだったかな。
【グレンダイザーU】5話まで
子供の頃観ていたグレンダイザーの記憶はほとんどないんだけど、こんな話じゃなかっただろうとは思う。別物として楽しむのが正解なのだろうけど、そうすると特に面白い話だとも思えないし、キャラに愛着もわかない。もう観るのめんどくさくなったので切ります。
今季切りました
・多数欠
・FAIRY TAIL 100年クエスト
・新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。
・現代誤訳
・魔王軍最強の魔術師は人間だった
・VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた
・モブから始まる探索英雄譚
・ダンジョンの中のひと
・異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~
・黄昏アウトフォーカス
・なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?
・僕の妻は感情がない
・しかのこのこのここしたんたん
・天穂のサクナヒメ
・擬似ハーレム
・この世界は不完全すぎる
・グレンダイザーU
【異世界失格】視聴終了
SPさんかなり酷評でしたが、自分はなかなか面白かったと思いました。
異世界転生モノ、バトルモノとしてはその体をなしていないというのは同意。
後半にかけて、現れたゲストキャラが、先生のツッコミを受けて、自分の欺瞞に気づき、先生の能力によって元の世界へ昇天するという展開が定着しました。太宰の作品は教科書に載っていた走れメロスくらいしか読んでないけど、人間の欺瞞を赤裸々に暴いていくスタイルだったと思います。それがエンタメとして昇華されているかといえば、出来ていると思うし、実際自分もカタルシスを感じました。
8話の世界樹の隣に賭博場を作り、世界樹の力を搾取していた賊を、正義の勇者が退治すると、助けてもらった周辺の村人たちは世界樹の力を利用して賊と同じことをしようとし、勇者はその財で懐柔しようとするって展開は、人間の本質と醜さを寓話的にうまく表現できていたと思います。 ヤングケアラー姉妹のお姉さんの独白と、すぐそばにいた妹の思いもなかなか感動的でした。
欺瞞を暴くことをエンタメ化した異色作でした。おまけで良作とします。
ダンジョンの中のひと 最終回まで
ダンジョンが自然と発生し、そこに魔物が住み着いたと言ったものではなく、誰かが管理して成り立っている物とし、運営側の視点でダンジョン運営の悲喜交々を見せるという着眼点が良いと思うか悪いと思うかは人それぞれかも知れないけど、僕は結局この視点がそもそも間違っていると感じる。
いずれにせよ言える事は、魔法とか言い出せば何とでも出来るような想像を超えてこない設定でダンジョンが運営されており、全く興味が持てない。
これ管理者のベルでもダンジョンの事は50%程度しか分かっていなくて、ちょっとした事が想像もつかないトラブルに発展し、それを収めるのに四苦八苦するような話なら、もっと楽しめたと思う。多分、本作にはそういう発想がない。ダンジョン運営には夢はあっても苦労があってはならないという思考というか、なろう系主人公が強くなる事と同じくらい楽勝なダンジョン運営。
よく考えたら「メイドインアビス」とかもそう遠くないんだけど、ダンジョンの描き方に相当な差がある。
ダンジョンを運営する話を300話描くとして、1つのダンジョンに10話かけて30個のダンジョンについて描くという形にはまず出来ない。本作の様に基本的に1つのダンジョンの中の話として描かれる。こうなると設定上一話完結の感じになるよね。
ジャンプとか読んでると、すぐ終わるタイプの1つに、結局何がしたいのかが見えてこない作品ってのがある。本作もその感じ。元々は父親捜しだったはずなのに、ダンジョン内にいるとは思えないし、何のために働いてるの?修行している描写も非常に少ない。
絵柄も「魔法陣グルグル」レベルの子供向け雑誌連載級というか、今時流行らないと思う。
何一つ良いところがなく、何でアニメ化しようと思ったのか謎な作品。面白くもなくつまらなくもない0点。
無職転生 II 〜異世界行ったら本気だす〜 最終回まで
本作は、生まれてから16年程度とは言え、成長し、結婚し、子供をもうけるという日常を描いている作品なんだけど、世界観がキッチリ構築されていて、普通に生きているだけでも、命懸けの場面に遭遇したりする。どの程度面白いと感じるかは人それぞれだろうけど、ただの日常でも楽しめるだけのクオリティを備えている。
終盤のダンジョンでの攻防とか非常に見応えがあって、とくにヒドラとのバトルはアタッカーに牽制、ガード、魔法、治癒と役割を明確にした見応えのあるバトルシーンはこの手の作品ではなかなか見られないクオリティだったと思う。
3期があるのか知らないけど、これで終わりとしても納得いく締め括りだったのだが、大満足の傑作と言えるか?と言うと疑問はある。
どこで引っ掛かってるのかなぁと考えた所、答えが見えてきた。
最終的に一夫多妻制として落ち着くんだけど、この形、この文化みたいなのが日本人として違和感が強い。最終的にご都合ハーレムな世界観を持ってきたところは、残念な部分だなと思った。どう考えてもルーデウスはシルフィーとロキシーだけで満足するとは思えないと感じてしまうよ。
ハーレム物は一人を選ぶまでがハーレムという仕様。複数に手を出していたら、それは一般のハーレム物ではなく、下卑た作品になってしまうよ。
とは言え、総合的に見て普通に面白い。5点級。
【菜なれ花なれ】視聴終了
序盤の引きの弱さから適当に観ていたのだけど、人間関係とか結構いろいろ絡んでいてちゃんとみれいると面白かったのかも。
でも、チア自体、なんだかよく分からない世界で、部活の顧問の姿が見えず、部長があの危険な技を指導していてるってのも何ともリアリティに欠ける。普通に考えて危険かつとんでもない難易度の技なのは分かるし、あれ高校生が勝手にチャレンジしていいレベルじゃないかと。
あと、動画の描線が青とか、緑とか、黒じゃないのが落ち着かない。目に厳しいと感じた。
OPは爽やかでいい曲。EDはケツメイシの「桜」だね。いろいろ見どころもあったけど、消化しきれていないかな。チャレンジ精神は評価するけど、結局成功しているとは思えないので凡作。面白い方の凡作。
【杖と剣のウィストリア】視聴終了
まあ途中で終わりましたね。最後まで作画に気合が入り、見どころのあるバトルでしたが、個人的にはこの世界やキャラクターにその後の興味が湧かないなあ。
好きな人には良作以上となるでしょうが、個人的には凡作。面白い方の凡作。
【SHY 東京奪還編】視聴終了
序盤は新キャラのくノ一さんの紹介、この陶業奪還編はこのくノ一さんの姉妹の確執を描いた形に。最終的に泣かせる展開になったんだけど、最愛の妹を亡くした姉の、妹の死を受け入れる爽やかな展開、立ち直りの速さに違和感あったなあ。面白かったんだけど、凡作。面白い方の凡作。
【先輩はおとこのこ】視聴終了
性的マイノリティーを扱った作品でしたが、それがきちんとキャラの悩みや行動原理に生かされていて、いい脚本だったと思います。
最終回へ向けての、母親との関係の改善は、母親のトラウマも含め掘り下げが見事で、見応えがありました。
いい感じの実写系コメディでした。こういう作品が増えてくれたらいいなあと思います。良作とします
【ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで】視聴終了
召喚されて、能力なしと判断され野に放たれ死にそうな目にあいながら這い上がる展開。盾の勇者の展開に似ていますが、このパターン、理不尽な目にあった主人公が成功していく様子を見るのは爽快感があります。いい感じのヒロイン、かなり強い相棒も見つけて、しっかりしたパーティーを組めました。
女神への復讐、クラスメイトとの関係の修復など、尺の関係もあってか全く手を付けられていないですから、中途半端で終わっていますが、2期があったら観てみたいですね。とはいえ、ご都合主義の安易な特殊能力とか設定に違和感があり、その辺差し引いて凡作。面白い方の凡作とします。
【狼と香辛料】2クール目
1クール目は何か退屈でしたが、2クール目からなんか面白くなってきました。ホロのツンデレ加減が本気モードになってきた感じがあり、中盤では主人公に対するホロの想いの独白もあり、いよいよ「愛情」を自覚してきた感じがありました。最終話では、家族になったかのような匂わせエピローグがあり、え?そうなの?って思ったのですが、余韻の残る言い終わり方だったと思います。
前半の退屈感を差し引いて凡作。面白い方の凡作とします。
杖と剣のウィストリア 最終回まで
とりあえず思っていた期待値を超えてきた作品でまあまあのレベル。
当初懸念していた部分を振り返ってみる。
①メインヒロインが雲の上の存在
これは予想通り。結果としてラブコメ要素が無いに等しい割に、ルームメイトの男が気持ち悪いという斜め下の設定。
③塔の上の人達がチンピラ
終盤に出てきた人間なのか、それ以外の何かなのか分からない人型の敵が塔の人達と関係あるという設定なら、今後化ける可能性はあるけど現時点では、そもそも塔の上に魅力を全く感じない程度で終わっている。
②バトルが同じ土俵に乗っていると思えない
問題はここだけど、結局のところ魔法至上じゃ無くなっちゃったって事で思った以上にバトルに魅力があった。ここが評価が上がった部分のすべてと言っても過言ではない。
最後に戦った魔神みたいなモンスターのレーザービームみたいなのを剣で斬れるなら、もう大抵の魔法では歯が立たない気がするけど。何か魔法だけだとダメなんでウィルという特別な存在を作った的な話も出てたと思う。
そういう方向にした方がいいよって前に語った通り。同じ土俵に乗ってない逃げ回ってるだけのバトルなんかダメなんだよ。
2期が決定みたいだけど、期待はさほどしてないけど、2期なんて要らないだろって思う程でもない。面白い方の0点。
こっからは余談
本作は「ゼロの使い魔」に似ている部分があると思った。「ゼロの使い魔」のヒロインルイズは魔法が成功した試しがないようなポンコツの落ちこぼれ。そのルイズが召喚した使い魔は人間。
人間って生物的にかなり弱い方だと思う。ドラゴンとかサラマンダー召喚した生徒と比べて明らかにポンコツ。そんなポンコツ使い魔の主人公サイトは武器を自在に操る能力を持っており、その力で大活躍。結果、自分たちを馬鹿にしていた同級生の美少女をデレさせるとかちょっとしたハーレム展開に。「ゼロの使い魔」ってハーレム物なんだよね。
好みの問題もあるけど、個人的に「ゼロの使い魔」の方が面白いと思った。だって、本作は強いて言えばマギアベンデだかを目指すサクセス物なんだろうけど、上で書いたように塔の上に魅力が無いんだもの。
背景としてのストーリーに視聴者の気持ちを盛り上げていく要素が乏しいと思った。
【負けヒロインが多すぎる!】視聴終了
いやはや、面白かった!実写的な画面作り、演出がきっちりアニメに落とし込まれていて見事。3人の負けヒロインの誰かと主人公温水がくっついてしまっては作品コンセプトがブレてしまうけど、負けヒロインたちは温水になびくことはなかったのもいい。一番スペックが低いコミュ障の小鞠ちゃんが一番頑張ったし、キャラの掘り下げも深かった。
お調子者の八奈見、見事な負けっぷりの檸檬もそれぞれ魅力的で、青春コメディはかくあるべきと言っていい。傑作です。傑作認定します。
【ATRI -My Dear Moments-】視聴終了
地球温暖化?による海面上昇、高度なAI搭載のアンドロイドと人とのかかわりなど、近未来避けては通れない問題を上手に扱っていた。同じようにアンドロイドと人とのかかわりを扱ったプラスティックメモリーズって作品あったけど、そこからの進化がすごい。
「ロボットは人を傷つけてはいけない」という大原則を、プラメモは「ワンダラーズ化」とかいって暴走しちゃうみたいなおバカな設定でしたが、ATRIは主人の自殺を阻止するためにいじめ首謀者をぶん殴る行動を選択したってのは納得いくものでした。
ATRIが人間の反応を見ながら経験を積み、最適解を選択していることで心や感情があるように見えるってのもなかなか。「それは私たち人間でも同じじゃない?」という見方も納得がいく。心とか、感情とかの正体を深く掘り下げて考えさせてくれた。ATRIは大好きだし大切だけど、人間の女の子に対する好きじゃないって主人公の結論も当然すぎて共感。人の姿をしていても、アンドロイドはやっぱり人じゃない。まあ、そうなるわなと。プラステックメモリーズに感じた違和感の正体はここにも。
ATRIが自分の行動をノートに鉛筆で日記帳に記録しているってものもアナログで笑えるんだけど、それも味に見えてきてしまう。最終話、ATRIと主人公の再開がバーチャル世界だってのもモヤッとするけど、まあそうなるのかなあと納得。OPmo乃木坂さんたちの爽やかな歌ときれいなコーラスが実にあっていた。これは拾い物というか、化けたというか、期待してなかったけどいい作品に出会えたなと。良作とします。
【2.5次元の誘惑】12話まで
コスプレコメディかと軽いノリで観続けたけど、これコスプレスポ根だよ。コスプレとは?コスプレは何のために?とかかなり深く、熱く掘り下げられていてすごかった。コスプレでバトルが成立するってのも何か分からないけど感心した。キャラ周りの世間がいちいち狭すぎなのもまた笑える。スポコン要素とコスプレってコメディ要素が実にバランスよくマッチしているといってよい。2クール目も楽しめそう。良作とします。
【24年夏アニメ 評価】
まだエル痩せ見終わってないけど評価します。
例によって上から面白い順。
◎かなり面白い ○面白い △つまらん ×切った ◇まだ見てないor視聴中 ↑評価向上 ↓評価下落
◎負けヒロインが多すぎる!
↑◎ATRI -My Dear Moments-
↑◎2.5次元の誘惑
↑○先輩はおとこのこ
〇時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
〇杖と剣のウィストリア
○SHY 東京奪還編
○異世界失格
〇ラーメン赤猫
〇ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで
〇俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~
○恋は双子で割り切れない
〇義妹生活
○菜なれ花なれ
○真夜中ぱんチ
〇逃げ上手の若君
〇【推しの子】第2期
〇魔導具師ダリヤはうつむかない
◇△エルフさんは痩せられない。
×グレンダイザーU
×この世界は不完全すぎる
×疑似ハーレム
×天穂のサクナヒメ
×しかのこのこのここしたんたん
×異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~
×現代誤訳
×新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。
×多数欠
×黄昏アウトフォーカス
×ダンジョンの中のひと
×なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?
×VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた
×FAIRY TAIL 100年クエスト
×僕の妻は感情がない
×魔王軍最強の魔術師は人間だった
×モブから始まる探索英雄譚
18勝18敗 勝率.500
今シーズンは負けヒロイン、ATRIなどいい作品に出会えた。期待しているPAワークスの作品が振るわなかったのが残念。総じて満足できるクールでした。
機会があったら観てみたい
君に届け 3RD SEASON
下の階には澪がいる
伊藤潤二『マニアック』
〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン
2期モノなどまず観ない
キン肉マン 完璧超人始祖編
女神のカフェテラス 第2期
闇芝居 第十三期
貼りまわれ!こいぬ 第2期
NieR:Automata Ver1.1a 第2クール
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II
カードファイト!! ヴァンガード Divinez Season2
小市民シリーズ
よく分からない
異世界スーサイド・スクワッド
ウルトラマンアーク
エグミレガシー
デリコズ・ナーサリー
よあそびぐらしっ
神之塔 -Tower of God- 王子の帰還
ケンガンアシュラ Season2 Part2
ターミネーター 0
かつて魔法少女と悪は敵対していた。
こねこのチー ポンポンらー夏休み
JOCHUM
0歳児スタートダッシュ物語
未来の黒幕系悪役令嬢モリアーティーの異世界完全犯罪白書
戦国妖狐 千魔混沌編
ばいばい、アース
NINJA KAMUI
魔導具師ダリヤはうつむかない 最終回まで
主人公が過労死する所からスタートする申し訳程度の異世界転生の言い訳エピソードに愕然とした。そこまでして異世界行かないと気が済まないのか?と思う。
スタート時の評価がかなり低い状態で視聴を始めたが、右肩上がりで評価が上がって、面白くも無く、つまらなくもない0点のトップクラスという評価。
最後まで見て、「これをやった話」という自分なりのまとめが出来ない。結局何やったんだろう?って思う。
「うつむかない」という部分をクローズアップする為、普通ならショックで立ち直れなくなる様なトラブルに見舞われる必要があった。その1つが過労死なんだと思うけど、若いのに働いている最中に死亡する過労死なんて早々無い気がするのだが。だいたいの若い過労死は自殺だと思うけど。
単なるブラック企業に就職してしまったというだけの話なのに、何か誰からも顧みられないだか何だかネガティブな事を言い出す。全く共感が出来ない。
婚約解消になるのだが、女性主人公として、滅茶苦茶大好きだった婚約者に振られるというトラウマを抱えたという形には出来なかったのだろう。保険として、その男を別に好きではなかった風な扱いにした。
また、謎のモラハラ体質の男性として描き、婚約解消は客観的に見てラッキーな出来事のように思える。慰謝料まで貰ってしまった。
これ、どこに「うつむく」要素があんの?
肝心要の魔道具作成ストーリーも異世界の知識を都合よく利用しただけのこの手のパターンの底辺レベル。
防水シートを作ろうと思った時、異世界でどうやってそれを作ろうか試行錯誤するところが面白さになるんだよ。それを魔法で作ろうとかモンスターで作ろうとか言い出したら、誰でも書けるただの異世界妄想ストーリーになっちゃうよ。
大勢に貸しを作る大物感ある父親に大物感が感じられないのは目をつむるとしても、何か自分がいつ死ぬのか分かっている謎設定。
婚約者と別れてから、すぐに遥か格上に見えるイケメンと知り合うが、ラブコメって感じにもならない。最終的には結ばれると思うけど、そこに行くまでの過程を魅力的に描く気がない?力量がない?
結局、印象に残るのは、妙に法整備がしっかりした世界で権利関係とか礼儀作法とか、優れた協力者の力も借りてやって拙いながらもこなして行くストーリー。ただの劣化「本好きの下克上」って事なのかな。
最後に
本を作る、防水シートを作る、車を作る、何でもいいけど、それを現実世界で作る知識が無い奴が異世界でそれを作るストーリーを描くなと言いたい。ご都合魔法で作る妄想話になるだけだから。
24年夏アニメ
今の時点でチェックしたもの
◎チ。―地球の運動について―
◎トリリオンゲーム
◎君は冥土様。
◎村井の恋
チ。がダントツに面白い。人の好奇心は止めることはできない。ハードで思い内容。こんなの見たことない。
○アオのハコ
○ダンダダン
上記2つはジャンプのノリなんだけど、なんか食傷気味。それなりに面白いけど、ダンダダンは飽きるかもしれない。
○パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき
○最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強
治癒師は主人公いい人系、話術師はニヒル系。この手の話はどっちかに振れてないと退屈になる感じがする。
○転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期
○ブルーロック VS. U-20 JAPAN
○夏目友人帳 漆
続きモノ、どちらも安定の面白さ。ブルーロックはちょっとワンパターンで飽きてきたかな。
○株式会社マジルミエ
○歴史に残る悪女になるぞ
○妻、小学生になる。
○合コンに行ったら女がいなかった話
○ぷにるはかわいいスライム
まあそこそこ面白い。
△アクロトリップ
×嘆きの亡霊は引退したい
×ネガポジアングラー
×きのこいぬ
×ひとりぼっちの異世界攻略
×魔法使いになれなかった女の子の話
全然面白くないわけではないけど、いまいち視聴意欲がわかない。既に視聴続行作品が20作品近く決まっているから、この辺から切っていかないと大変なことになる。
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 最終回まで
20年前の作品だったら、その斬新な設定から話題にはなったであろう作品だが、現在においては「ありふれた職業で世界最強」とか「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが」と似た様な作品が多々あり、あまりのありきたりさに愕然としてしまう。
本作は割と良く出来ていると思うけど、ありきたりの度合いが常軌を逸しているというか。
・クラスメイトが日本人とは思えない程薄情で自己中
・力こそ正義の世界観をあっさり受け入れる
・Eランク勇者でも強くなれるのは結構な話だがSランク勇者でも妙に弱い(成長しない)
・召喚主が見た目とは裏腹に最低のクズ
・主人公が急に偉そうな人格に変貌
・都合の良い能力を持った仲魔
この辺りの既視感が非常に強い。ハーレム物というより強くなっていくストーリーだが、強くなっている感が乏しい。何故かと言うとHPや力なども初期値の1000倍以上になっているが、それを活かした戦い方が出来ない。
やっている事は終始一貫してパラライズからのポイズンやバーサク。射程距離が駆け引きのポイントみたいに描かれているけど、見ていて、射程の線引きが不明。かなり遠くてもかかっているように見えるのに、強敵相手だと射程内に入る為の戦略が始まる。その戦略が成功し、明らかに射程外から発動するスキル。ご都合だるまさんが転んだバトル。
うーん。模倣ばかりしてないで、もうちょっと自分で考えよう。面白い方の0点。
俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜 最終回まで
スキルに恵まれなくても、弛まぬ努力で圧倒的な自力を手に入れた主人公が絶望的な状態をひっくり返す大活躍をする。
まぁ、ありきたりだけど、視聴のハードルが低く、無難に見れる。
本作の場合、サクセスストーリーなんだけど、いつ主人公が成功者となるのか期待して、1日で全部見てしまったけど、結局サクセスしなかった。
これ主人公の知能が猿並なんだよ。だから、バカみたいな勘違いをする。その度が過ぎていると思った。
1日で全部見れてしまうような作品はどんなありきたりでベタベタな、なろう系作品であっても、面白い方の0点は付けるんだけど、本作の場合、期待してたら騙される猿を主人公にした作品って事で面白くも無くつまらなくも無い0点としたい。
普通に考えて、こんなんじゃダメだと思わなかったのだろうか?
世代最強の剛腕投手を擁する高校なのにエースが寝坊した為、予選敗退して甲子園行けなかったストーリーみたいな。「設定された」能力の高さから期待される展開に全くならない上に、そうしなかった理由に意味も魅力も感じない。
【24年秋アニメ 途中評価】
とりあえず録画しているのは続きモノ以外チェックしたので途中評価
例によって上から面白い順。
◎かなり面白い ○面白い △つまらん ×切った ◇まだ見てないor視聴中 ↑評価向上 ↓評価下落
◎チ。―地球の運動について―:メチャ面白い
◎来世は他人がいい:反社ヤクザモノ。緊張感ある。
◎トリリオンゲーム:ほぼ犯罪的なもうけ話が面白い。
◎魔王2099:誇り高く謙虚な魔王様がいい。
◎やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中:皇帝陛下がカワイイ
◎君は冥土様。:メイド様のエキセントリックさがよい。
◎村井の恋:乙女ゲームにドはまりの先生面白すぎ
○アオのハコ:安定のジャンプ系王道スポコン。
○ダンダダン:中盤にさしかかりやっと世界観が理解できてきた。
○パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき:お人よし主人公
○最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強:ニヒル系主人公
○転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期:安定の面白さ
○妻、小学生になる。:泣くわこんなもん
○ブルーロック VS. U-20 JAPAN:面白いんだけどちょっと飽きてきたかな
○夏目友人帳 漆:安定の面白さだけど目新しさがないなあ
○歴史に残る悪女になるぞ:元気な主人公
○結婚するって、本当ですか:これ結婚するしかない
○さようなら竜生、こんにちは人生:そこそこ面白い
○合コンに行ったら女がいなかった話:女じゃん
○ぷにるはかわいいスライム:クセになるバカバカしさ
◇Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season
◇ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇
△株式会社マジルミエ:なんかノれない
△アクロトリップ:設定は奇抜だけどどうでもいい感じ
△甘神さんちの縁結び:ただのハーレムモノ
△百姓貴族 2nd Season:ほとんど観てない
×嘆きの亡霊は引退したい:平凡すぎ
×ネガポジアングラー:釣りとか興味ない
×きのこいぬ:体感時間長すぎ
×ひとりぼっちの異世界攻略:単純に出来が悪い
×魔法使いになれなかった女の子の話:耐え切れないつまらなさ
【機会があったら観てみたい】
オーイ!とんぼ 第2期
機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム
【2期モノなどまず観ない】
鴨乃橋ロンの禁断推理 2nd Season
アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season
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星降る王国のニナ
ぽちゃーズ
マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド
メカウデ
女神降臨
妖怪学校の先生はじめました!
魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 最終回まで
目新しさはないけど、「この手の」作品の中では案外珍しいピュアラブな感じの作品。
「この手の」とは、異世界転生なろう系作品の事。異世界転生→いきなり魔王クラス→エルフ奴隷を買い取る。という展開から、異世界転生を引っこ抜いた設定。結局異世界転生する必要ないって事じゃないかな。とりあえず異世界転生しようって発想は思考停止なんじゃないの。誰でも転生できるという設定にすると異世界が地球人で溢れちゃうから、神様の手違いで死んだとかくだらない設定を持ってくる。もうやめよう。恥ずかしいだけ。
本作と関係ない愚痴が入ってしまったけど本題に戻るとして
現実世界でも多分そうなんだろうけど、何も努力しなくてもすごい結果を出す人よりも、滅茶苦茶努力して凄い結果を出す人の方が、結果は同じでもモテるんじゃなかろうか。
本作のように最初から最強系の作品にしてしまうと、女の子をデレさせる主人公のカッコ良さを出しにくい部分もあると思う。まぁハーレム系の作品はそれやってるので、結局あまり上手じゃないんだろうな。せっかくのピュアラブがあまり生きている感じでもない。
可愛いドラゴンの娘が出来る展開もほのぼの系としては有りだけど、ラブコメの方向からはズレてしまった気もする。
このまま続けても、ラブコメ方向ではなく、魔族との対決みたいな方向に進む気がする。
以前、この手の作品は結局3種類の面白さしかないと書いた。その中に魔族との対決ストーリーはない。誰か意見があれば聞きたいけど、異世界転生した最強もしくは、それなりに強い主人公が魔王なり皇帝なり、世界に破滅をもたらす存在を倒す勇者のストーリーみたいな作品が好きって人いる?
普通に作った勇者の物語でも結構な割合でぱっとしないと思う。なろう系のご都合最強主人公みたいな奴を中心とした勇者のストーリーが面白くなると思います?「盾の勇者の成り上がり」とか「ありふれた職業で世界最強」とか、つまらなくなっていくだけだよ?
この手の作品で強いて4つ目の面白さとするなら「リベンジストーリー」なんだよ。本作はその方向性でもない。
キャラが可愛いとか長所も多々あるんだけど、作品としての方向性に問題があるのかな。少なくても僕にはハマらなかった。面白い方の0点。
デリコズ・ナーサリー 最終回まで
どこに居るのか分からない、ただの伝説かも知れないヴァンパイアの神トランプを探して殺害しようとしている組織と、トランプを守り、犯罪者を取り締まる貴族達によって構成された組織の対決と言えばいいだろうか。
一見すると個々の戦闘力では遥かに勝っているように見える悪の組織に対して、懸命にあらがう主人公達貴族がシンプルにかっこいい。ストーリーもまあまあ良かった。ただ、このまあまあな作品を肉付けする要素が上手く機能していない。
とある事情により、主人公等の子供たちを集めて、集団で育児をしようという話になった。上記ストーリーを中心に押していく作品だと考えた時、この設定は全く要らない。
この設定に意味を持たせる為に、事件解決や、あっと驚く展開へのトリガーとして、子供達が機能するという意味で考えていた節があるが、今一つ機能している感じがしなかった。
吸血種によって構成された社会に対して、多分弱者としての位置付けの人間。被差別者としての混血という3種類の人種がいる世界観。子供と大人の間に繭期というのがあり、その間は特別な能力が目覚めたりする模様。吸血種に嚙まれると命令にあらがえなくなるという設定。リアル生き神感漂う明らかに超越した存在であるトランプ。そのトランプはそういう存在だからこそ退屈な日々を送る情緒不安定な感じ。
色々変わったというか、設定にリアルというか、こういう部分も今一つ機能していない。逆に本作でなくても有りそうなノブレスオブリージュ、中世貴族社会の雰囲気の方が魅力的だった。
面白い方の0点。
秋アニメ見終わったのから簡単に一言ずつ
【トリリオンゲーム】どんどん成り上がっていくのが凄く心地よかった。続きは劇場でってのでちょっと白けちゃったかな。面白い方の凡作。
【魔王2099】魔王がなかなか人徳があり、こういう社長気質が人を引き付けるのだろうなと。面白い方の凡作。
【来世は他人がいい】ヤクザモノってなんでこんなに面白いのかな。面白い方の凡作。
【歴史に残る悪女になるぞ】悪役令嬢転生モノとしてまあ出来栄えはいい方。ハッピーエンドだったのも好感がもてた。面白い方の凡作。
【株式会社マジルミエ】荒唐無稽な近未来お仕事モノだったけど、この世界観できちんと仕事をしてて、社員の個性が生きていて、なにやら数年前の大事件がこの世界を形作っているって伏線が貼られ、2期も楽しみになった。きちんとお仕事モノとして体を成しているのに感心。良作と行きたいところだけど、未完なので面白い方の凡作。
【ダンダダン】面白かったけど、なんかノリがジャンプ+なんだよなあ。ちょっと飽きてきたかな。世間的には評価高そうだけど、面白い方の凡作。
【転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期】安定して面白かったなあ。キャラに愛着がわいてきて、彼らが幸せになれるように願う。面白い方の凡作。
以下、切った
・ぷにるはかわいいスライム:まあ、飽きましたね(笑)
・アクロトリップ:作画も微妙だし、無駄に複雑なキャラ設定に観るのめんどくさくなった
・さようなら竜生、こんにちは人生:既視感ばかりで飽きましたね(笑)
・パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき:これも飽きました(笑)
・甘神さんちの縁結び
・百姓貴族 2nd Season
・嘆きの亡霊は引退したい
・ネガポジアングラー
・きのこいぬ
・ひとりぼっちの異世界攻略
・魔法使いになれなかった女の子の話
【転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期】視聴終了
見終わったと思ってたけど、ラスト2話まだ見てなかったので改めて視聴。
いやいや、このラスト2話は良かったなあ。敵将のハゲと最強軍師ミレーユとの兄弟関係とキャラの掘り下げ、その因縁、最後の勝負もミレーユが負けを認め、戦に負けたはずの弟が「俺は姉に認められたかったのか」と気づく展開が泣けた。
戦に勝利して凱旋した主人公たちが、戦死した兵士の家族に涙し、戦死した家族は恨み言を言わず主人公を慰める、主人公の帰りを待ちわびていた妻は、多くの戦死者を出したことを鑑みれば喜んで取り乱すようなことがあってはいけないと分かっていながら、感情を抑えきれず泣きながら主人公に飛びつく下りはもう涙なしには見られませんでした。
この作品は、キャラの掘り下げをしっかりしてあるし、キャラの死を軽く扱わない、人間がよく描けているなと思う。異世界転生モノとしてはその辺異彩を放っているし、よくできている。文句なしの良作。3期も期待。
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期 最終回まで
会長さんの感想にもあるけど、要所要所で泣ける作品だとは思います。ただ、残念ながら僕はあまり3期に期待していないというのが正直なところ。その程度の評価である事もお察し。
コーエーの歴史シミュレーションの様にキャラのステータスが解る主人公が逸材を配下に加えて行くという序盤の流れが私的にかなりヒットだっただけに、逆にそれ以降がその面白さを超えてこない。
まず、単純な所から言うと、知勇兼備の猛将リーツさんは比較的軽装で細いロングソードみたいな武器を得物に馬上で戦う。そこに猛将の感じが全くしないというか。猛将なんだから一騎打ちしないと始まらない気がするんだけど、熱い戦いを演じた記憶がない。やったとしても、馬から降りて決闘しているみたいな印象。馬上で使うとカッコいい武器のチョイスになってない。
これ三国志で言うなら、姜維みたいなタイプなんだよ。趙雲とか魏延と一騎打ちするから強さが伝わるわけであって、それやらなかったら姜維の魅力が描けない。それ以前にゲーム化した時に武力が高くならないんだよ。
公式サイトを見ると、リーツさんはどっちかと言うと武力より知力が勝ってるタイプなんだけど、ステータスがないと、完全に武人みたいな印象を受ける。武人と言っても、武勇で戦局を変える程の豪勇が伝わってこない。
ここから推察される本作の欠点として、この作品はステータス以外でその能力を推し量れる描写が上手くない。
漫画の三国志でも、銀河英雄伝説みたいな作品でも、キャラにステータスは無い。でも、凄い奴は凄いと解る描写がされていた。
本作は逆にステータスを失くしてしまうと、設定の8割くらいしか能力が伝わらない。下手したら半分も伝わらない。
伝わらないのは別に構わないが、結局それって、その方向で盛り上がらないってことなんだよ。猛将が武勇を振るって盛り上がる、智将が策を巡らせて盛り上がる、そういのが結局今一つ強くない作品なんだよ。
信長の野望とかプレイすると、今川家臣団がかなり弱い。ふと思ったんだけど、実際に無能が多かったんじゃなくて、活躍する場が無かったんじゃないの?って。何もやってないから、実際には優秀だったかも知れないけどステータスが低くなるのがゲーム。
本作は場合は逆。活躍の内容がステータスに追いついていない。面白い方の0点。
spさんの鑑定スキル評、全面的に納得できます。光栄の信長の野望に限らず、数値化されたステータスがプレイヤーに見えるのはこの手のゲームの基本です。現実にはそんなことは無いわけだし、ゲームの数値は歴史の中でその人物がなしたことの評価なので、実際の人物の能力をしめすわけではありません。それをアニメ作品に取り入れたら、リアリティが大きく減退します。ここ数年のアニメは、安易にステータスの数値化を取り入れた作品が多いあまり、そういうゲームプレイヤーの感覚が普通に受け入れられてしまうところがありますね。いいことなのか悪いことなのかと言えば、作品の質を確保する上では悪いことでしょう(笑)
関係ないけど、ファミコンソフトで「不如帰」という戦国時代をテーマにしたシミュレーションゲームがありました。不如帰では、武将のステータスが表示されません。家臣に築城とか、戦闘をさせてみて、そのステータスを探るようなひと手間が必要でした。とてもよくできたゲームで、自分は信長の野望はプレーしたことはありませんが、ホトトギスは何回もプレーしました。
秋アニメ 見終わったのから簡単に一言ずつ2
【チ。―地球の運動について―】もう拷問が怖すぎて…それでも人の好奇心「知」への渇望は止められないってテーマがすざましすぎる!これはもう傑作ですわ。
【妻、小学生になる。】泣くわこんなもん!泣き映画とアニメの相性よすぎ。これガチ作画だったら間違いなく傑作!
【やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中】面白かった。しかし所詮転生モノでした。
【結婚するって、本当ですか】結末はよく言えば期待を裏切らない、悪く言えば予定調和。だけどほっこりしました。
【村井の恋】悪ふざけに飽きてきたけど、先生と村井の過去エピソードがよすぎて、バカにしか見えなかった村井に本気で共感できた。最終回で評価爆上がり。
【君は冥土様。】いい話になったけど、こいつ殺し屋で、これまで何人も人を殺めていたんだと思うと、その業の深さに素直に共感できない。
【最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強】面白かった。転生とかしなくても普通に面白くできるって見本でしょうか。
今季切りました。
・精霊幻想記2:こんなつまらない話だったっけ?2話途中で切りました。
・ぷにるはかわいいスライム
・アクロトリップ
・さようなら竜生、こんにちは人生
・パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき
・甘神さんちの縁結び
・百姓貴族 2nd Season
・嘆きの亡霊は引退したい
・ネガポジアングラー
・きのこいぬ
・ひとりぼっちの異世界攻略
・魔法使いになれなかった女の子の話
【アオのハコ】まだ途中だけど、設定、脚本、作画、スタッフすべて含めてこれはもう成功が約束された作品。キャラの人間的スペックが高すぎ。観てて嫌な気持ちに一切ならない。
【合コンに行ったら女がいなかった話】1話は合コン行ったら全員女だったって話で、タイトルおかしいよねって違和感ばかりだったんだけど、それぞれカップルできてきたらキャラに思入れが出てきた。「男装バーに男が通うようになったら恋が始まった話」でしたね。
【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇】1話つまんね~。もうこのシリーズいいかなと思えたので、切りました。
【24年秋アニメ 評価】
例によって上から面白い順。
◎かなり面白い ○面白い △つまらん ×切った ◇まだ見てないor視聴中 ↑評価向上 ↓評価下落
◎チ。―地球の運動について―
◎トリリオンゲーム
◎魔王2099
↑◎アオのハコ
↑○転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期
↑○妻、小学生になる。
○来世は他人がいい
○やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中
↑○歴史に残る悪女になるぞ
↑○株式会社マジルミエ
↑○結婚するって、本当ですか
↑○村井の恋
○君は冥土様。
○ダンダダン
↑○合コンに行ったら女がいなかった話
○ブルーロック VS. U-20 JAPAN
○夏目友人帳 漆
○最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強
◇Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season
◇星降る王国のニナ
×ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇
×精霊幻想記2
×ぷにるはかわいいスライム
×アクロトリップ
×さようなら竜生、こんにちは人生
×パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき
×甘神さんちの縁結び
×百姓貴族 2nd Season
×嘆きの亡霊は引退したい
×ネガポジアングラー
×きのこいぬ
×ひとりぼっちの異世界攻略
×魔法使いになれなかった女の子の話
18勝14敗 勝率.563
もう「チ。」が怖くて面白くて、2期が待ち遠しい。妻、小学生になるもキレイに終わった。作画がもっと実写よりだったら神アニメになったかも。○が多いけど、かなり面白い方の○。大満足のクールでした。
【機会があったら観てみたい】
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シルバニアファミリー フレアのピース・オブ・シークレット
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ
【よく分からない】
青のミブロ
お買いものパンダ!
科学×冒険サバイバル!
神之塔 -Tower of God- 工房戦
クランを従える
大正偽りブラヰダル~身代わり花嫁と軍服の猛愛
Duel Masters LOST ~追憶の水晶~
Tokyo Override
凍牌~裏レート麻雀闘牌録~
殿と犬
ねこに転生したおじさん
ハイガクラ
ばなにゃ あらうんど ざ わーるど
ハミダシクリエイティブ
ブルーイ
ぽちゃーズ
マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド
メカウデ
女神降臨
妖怪学校の先生はじめました!