たぱぞうの米国株投資

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資産を大きくすると同時に多様性を追求するということ

資産を大きくするということは、より安全に資産運用ができるということ

 個人的な話を今日は少しします。

 FIREした6年前と比べると、明らかにフェーズが変わりました。ハードアセット、ペーパーアセット、両面においてですね。

 

 ハードアセットで言うとお付き合いできる銀行が増え、より保守的に資産運用ができるようになったということです。

 

 簡単に言うとこのようなことです。金利の高い金融機関さんから、金利の低い金融機関さんへお世話になる幅を広げることができたということです。これは、能力ではどうしようもなく、定量的な資産額がものを言います。

 

 つまり、株式で資産が激増したため、そのようになったということです。金利で言うと、およそ2.5%から0%台後半程度まで下がりました。とはいえ、私の知人は0.45%30年という人もいますから、まだまだですね。

 

 こうなるとイールドギャップが取りやすくなります。したがって、資産性の高い物件も狙えるようになります。つまり、CF追及型の投資をしなくて済むというわけです。これは出口がより取りやすいですから、好みの投資と言ってよいでしょう。

 

 保守的な投資と言えば、コロナショック以降は指数への投資に取り組んでいます。まとまった額を指数へ投入するのは投資歴を振り返っても初と言ってよく、これはこれで優秀さを再認識しています。

 

 なぜ指数への投資をするようになったか。それはやはりスケールなのです。これは、100万円なら10万円。1000万円なら100万円。1億円ならば1000万円。例えば2億、3億になればそれだけで多くの人にとって使い切れない金額のリターンが生まれるということです。投資は率と額であるとも言えます。

 

 そうなると、より保守的な指数で十分なリターンを得ることができます。例えば10億あればどうでしょうか。少々非現実的ですが10%だと年間で1億です。生活費をストックのフローだけではるかに上回る世界になりますね。

 

 普通の生活をしていれば、減らしようがないフローとストックになります。

資産を10億にするということはどういうことか

 「え?10億?そんなのは無理だよ」

 

 と思われるかもしれませんね。しかし、ハードアセットはレバレッジが効かせやすいですから、総資産という観点ならば個人でも無理ではありませんね。もちろん10%では回りませんが、保守的に数パーセントでも10億あれば2000万~3000万上がるのです。

 

 とはいえ、やはりそれだけの規模にするには資本なのです。資本が無ければ、借り入れもできないのですね。ある意味では、資本というのは運用面における評価のものさしのようなところがあります。

 

 とにかく種銭、資本なのです。普通は人は目先の消費にお金を使いますし、投資にもなかなか目を向けないのですね。このことを教えてくれる人は身近にはほとんどいないはずです。私もいませんでした。

 

 なぜか。普通の人が見ない景色だったからです。特に20年前、いや10年前でさえそうでした。普通の人とは違う人生を歩みたいならば、普通の人と違うことをしないといけないのですね。違う発想を持たないと、尖ったことは実現できないのです。

 

 投資という一見小さな一歩でさえ、意外と大きな一歩なのです。

 

 例えばFIREというのは人と違う人生になりますね。賛否ありますが、その言説には真に迫るものとそうでないものがあります。それは、実際にしている人とそうでない人です。当然ですが、実感がなく評論しているものは響きにくいですね。

 

 実感なく評論して響く文章を書く人は多くありませんが、響くならばどこか尖っているのでしょう。また、視野が独特で広いのでしょう。私たちが生きる世界は広いようで狭いからです。

資産の話以外にも世界を広げ、学びを重ねるということ

 価値観というものは、組織内や、友人間で終始しやすいのですね。それはそれで楽しいですが、全てではないということです。しかし、ややもすると人生の大部分を占めるかのように錯覚しがちです。それが怖いのですね。視野が狭くなります。

 

 話を戻しますが、資本の過多もある一面に過ぎません。それは幸せを担保する一要素ではありますが、必須ではありません。当たり前ですね。要はバランスであり、大局が大事だということです。心も含めて、トータルに豊かに生きるということはどういうことなのか。その価値づけは、他ならない自分自身が行うことです。

 

 本来生きるということは多様であり、可能性が無限です。社会全体に余裕がなくなると、その多様性と可能性を忘れがちではあります。

資産と同じくらい多様性と可能性は大事

資産と同じくらい多様性と可能性は大事

 資本が小さい時と大きい時は連続性があります。そこまでの資本の増大が効率と金額を生んだのです。また、なおかつ適切な時期に適切な対象に資金投入する決断を、経験が後押ししたということです。

 

 無理せず、しなやかに。共に頑張りましょうね。

 

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