売れっ子タレント・北大作(石原裕次郎)とマネージャー兼恋人の典子(浅丘ルリ子)が、純粋愛のために東京から九州まで運ぶ仕事を無報酬で引き受ける。そこに群がるメディアの好奇に満ちた目。ふたりは無事目的地にたどり着けるのか…? 軽快なタッチで始まる「憎いあンちくしょう」だが、映画の進行と共に、その軽快さはなりを潜め、真実の愛を追及せんとする裕次郎と、彼を追いかけるルリ子による、日本縦断劇が展開される。その中でメディア批判らしきものを盛り込み、神風タレント・北と裕次郎の姿をダブらせようという、その狙いは分かるのだが、純粋愛を追及するには、あまりに裕次郎の行動原理が釈然としない。 むしろこの映画の見どころは、前半での裕次郎とルリ子とのやりとりである。人もうらやむ仲なのに、仕事のためキス以降の関係を持たないという、プチ禁欲的な関係をふたりが楽しんでいて、溌剌とした現代女性として描かれた典子を、浅丘ルリ子がはじけるように好演している。このキャラクターが受け、後に典子はスピン・オフして2本の作品に登場したほど。(斉藤守彦)
監督: 蔵原惟繕 脚本: 山田信夫 音楽: 黛敏郎 出演: 石原裕次郎/浅丘ルリ子/芦川いづみ/長門裕之/川地民夫 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
お客様はこの映画の演技を高く評価しています。ヒロインが魅力的に描かれており、迫真性があり、日本映画では稀な瑞々しさがあると感じています。また、50年代社会風俗や見どころ満載で、今見る価値があるという意見もあります。全体的に、多くのお客様がこの映画について高く評価しており、魅力的なヒロインを描いていると好評です。また、当時の息遣いも感じられる点や、50年代社会風俗等も見どころが満載だと述べています。
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お客様はこの映画の演技を高く評価しています。ヒロインが魅力的に描かれており、迫真性があり、日本映画では稀な瑞々しさを感じられると感じています。また、当時の息遣いも感じられる点や、浅丘ルリ子の美しい演技も好評です。
"...撮影は長回しが多用され、手持ちカメラが大活躍する。 車載カメラの殆どが実写なので、迫真性がある。 たまにスクリーンプロセスになるのはご愛嬌。 前半は恋人たちの生態を長回しの効果により瑞々しく捉え ていて、目を見張る。..." もっと読む
"とにかくヒロインが魅力的に描かれている。 恋人との純粋愛を盲信し、だから悩みも苦悩も葛藤も無い、と空虚な言葉を弄する娘と、その中にこそ愛のあり方を示すヒロインの対比は見事。付け加えるなら、TV人の卑しさもw。..." もっと読む
"...等の朝食等当時は刺激的であったであろう演出がなされていて見ているだけで面白い。 芦川いづみの役所、プラトニックな関係が純愛なのか?と問いかける。計算ずくでコントロールしようという関係だと言い放つが、、 後半は、打って変わって泥臭いロードムービーで驚いた。..." もっと読む
"裕次郎も役者として脂が乗り、成長した浅丘ルリ子も美しく演技もいい。 当時の息遣いも感じられるし、いまも変わらず訴えてくるものもある。自分が求めるものを信じ夢中で追いかけることのできた当時が羨ましく、「愛は言葉じゃない」と説く裕次郎をいまの若い世代の人にも見て欲しい。..." もっと読む
お客様はこの映画について、面白いと評価しています。50年代社会風俗や見どころ満載で、今見る価値があると考えています。また、問題なく視聴でき、良いDVDとして購入できる点も好評です。
"...芦川いづみファンとしては、小池朝雄じゃとちょっとがっかりだが、映画は面白い!眩しい太陽、これぞ日活だ。" もっと読む
"問題もなく、視聴でき、良いDVDを購入でき、嬉しく思います。" もっと読む
"50年代社会風俗等見どころ満載!今見る価値あり!..." もっと読む