Amazon.co.jp: 成功はゴミ箱の中に: レイ・クロック自伝世界一、億万長者を生んだ男-マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS) : レイ A.クロック, ロバートアンダーソン, 野崎稚恵: 本

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本の長さ

386ページ
言語

日本語
出版社

プレジデント社
発売日

2007/1/1
ISBN-10

9784833418454
ISBN-13

978-4833418454

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登録情報

ASIN ‏ : ‎ 4833418452
出版社 ‏ : ‎ プレジデント社 (2007/1/1)
発売日 ‏ : ‎ 2007/1/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 386ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 9784833418454
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4833418454

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お客様はこの書籍について、読みやすさと内容を高く評価しています。読み応えがあり、中2の子供が半日で読めてしまう構成で読みやすいと好評です。また、文章のテンポの良さや光る言葉など、全体的におもしろいと感じています。一方で、日本語訳がうまくないと頭に入りにくいという指摘もあります。

お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。

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読みやすさ面白さ参考になる役立つ

21人のお客様が「読みやすさ」について述べています。19肯定的2否定的

お客様はこの本の読みやすさを高く評価しています。読み応えがあり、事実を客観的に知ることができロマンがあると好評です。文章のテンポの良さでスーッと読める点や、心に残る言葉が数多くある本だと評価されています。また、一晩で一気に読める構成で、中2の子供が半日で読めてしまうほど読みやすいと感じています。また、凡事徹底、自分に鞭打つことができる内容も魅力的だと感じているようです。

"久しぶりに読みたくなって購入。いつも新しい気付きがあり、定期的に読み返したい本。" もっと読む

"この本は、良い本でした。本人レイクロックの自伝だけあって、創業当時のつらいことや、大変だったことが、ありのままに書かれていると思いました。..." もっと読む

"中２の子供が半日で読めてしまう構成で読みやすい。事実を客観的に知ることができロマンがある。時代背景は少々古いが現代でも応用できることが多い。" もっと読む

"...読みやすい。この原書を内容を全く変えずに、国内独自の構成に手を加えることで、付加価値を創造し、結果として全く”別物”のコンテンツに見せることに成功している。面白い。..." もっと読む

14人のお客様が「面白さ」について述べています。14肯定的0否定的

お客様はこの本の面白さを高く評価しています。全体的にはおもしろいと感じており、テンポの良さと光る言葉について高く評価しています。読みやすく、ワクワクする内容だと感じているようです。また、史実本のような書き方があり、読んでいて楽しいという声もあります。一方で、日本語訳がうまくないと頭に入りにくいと感じるお客様もいます。

"...彼らの価値観と価値観のぶつかり合い、激動の時代の流れの中でレイロックが世界一の経営者へと駆け上る様子をコミカルに描きます。是非この本と映画ファウンダーはマクドナルドのようにハッピーセットで味わってください。レイロックの冒険譚だけでお腹いっぱいになるのはもったいないですよ。" もっと読む

"...ともに”アウトサイダー”として各業界を更新しつづける稀有の経営者４人が、畏敬の念で時空を超えてつながる、この日本版構成には本当にしびれた。読んでいて楽しいし、ワクワクした。前書きの柳井氏。あとがきの孫氏。..." もっと読む

"綺麗な状態で満足しています！内容も素晴らしかった！映画も見てみたい！" もっと読む

"全体的にはおもしろいのですが、日本語訳がうまくないと頭に入りずらいです。もう少し、文章をうまく翻訳してほしかったです。" もっと読む

7人のお客様が「参考になる」について述べています。7肯定的0否定的

お客様はこのビジネス書について、非常に参考になると評価しています。経営の基本を学べると好評です。また、経営者のレイ・クロックの解説も役に立ち、深く読み進めば役立つと感じています。事実を客観的に知ることができ、ロマンがあると感じているようです。

"中２の子供が半日で読めてしまう構成で読みやすい。 事実を客観的に知ることができロマンがある。時代背景は少々古いが現代でも応用できることが多い。" もっと読む

"...それは、浅い解釈であり、残念な誤解だと分かった。映画もヨカッたけど、この本はそれ以上。そして、巻末の孫さんと柳井さんの言葉もとても含蓄あり、勉強になった。絶対に読むべきだと思う。" もっと読む

"小さな店（マクドナルド）のフランチャイズ権を獲得し、一気に世界展開して帝国を作り上げた、レイ・クロックの自伝。群を抜いたビジョンと行動力は、勉強になる。ナイキの創業者フィル・ナイト自伝と同じく、自身に都合の良い解釈と、良い記憶だけで構成されている本。..." もっと読む

"自分自身の経営に関する知識の向上に大変役立つ本だと思います。これからの自分自身の仕事に生かして行きたいと思う今日この頃です。" もっと読む

3人のお客様が「役立つ」について述べています。3肯定的0否定的

お客様はこの本の役立つ効果を高く評価しています。本当に役立ち、退院後は仕事頑張ります。また、常態が非常に良かったと感じています。ただし、バイブルとして使われてきた本の内容については、時代背景が異なるため参考にならないという意見もあります。

"入院中の勉強のつもりで、気軽に買ったのですが、本当に役立ちました。退院後は仕事頑張ります。" もっと読む

"値段的に２番目に安いものを選びました。 綺麗に使ってたんでしょう。気持ちよく読めました。" もっと読む

"中古でしたが、常態は非常に良かったです。しかしバイブルとされてきた本の内容には少々？？ですね。時代背景が違うので参考と言うよりも話の種に？位で捉えられたほうが良いかもです。ドラッカーのマネジメントに今非常に興味が沸いています。" もっと読む

上位レビュー、対象国：日本

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KAAAA
読むたびに気づきがある
2024年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入

久しぶりに読みたくなって購入。
いつも新しい気付きがあり、定期的に読み返したい本。

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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

レポート
kiyog
困難に超える精神力はすごいです
2025年3月4日に日本でレビュー済み
マクドナルドの創業者の自伝で興味深く読みました。ハンバーガーを美味しく大量に生産する仕組みで世界を席巻されたことが良くわかります。ビジネスを自分の信念で進めるため、マクドナルド兄弟との確執など多くの困難を乗り越えたバイタリティには驚きます。50歳を超えてからこのビジネスを始められたのは、年齢に関係なく夢を持って進まれたわけで力づけられました。

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役に立った

レポート
Junji
世界のマクドナルドを作ったレイクロックに拍手
2024年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、良い本でした。本人レイクロックの自伝だけあって、創業当時のつらいことや、大変だったことが、ありのままに書かれていると思いました。
いま、まだ読み終えてはいませんが、マクドナルドを見つけてそして、その権利をマクドナルド兄弟から買い取って、自分のものとして軌道に載せるのは、本当に大変なことだったと思います。

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2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

レポート
元気玉
映画ファウンダーとハッピーセットで楽しみましょう
2022年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プライムビデオでファウンダーを見てからこの本を読みました。この本はレイロックの自伝なのでもちろん彼の成功哲学や情熱を証明するための「勝者の歴史」とでも言える自画自賛の武勇伝に満ちています。今でもアメリカンドリームを夢見るアメリカの青年実業家や学生にとっては定番の本のようです。一方、映画のファウンダーはもっと中立的な立場で描かれます。職人気質で融通の効かないマクドナルド兄弟とエコノミックアニマル・レイロック。彼らの価値観と価値観のぶつかり合い、激動の時代の流れの中でレイロックが世界一の経営者へと駆け上る様子をコミカルに描きます。是非この本と映画ファウンダーはマクドナルドのようにハッピーセットで味わってください。レイロックの冒険譚だけでお腹いっぱいになるのはもったいないですよ。

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10人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

レポート
佐部宏之
感謝
2024年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ありがとうございました。

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役に立った

レポート
たる
勉強できる
2022年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中２の子供が半日で読めてしまう構成で読みやすい。
事実を客観的に知ることができロマンがある。
時代背景は少々古いが現代でも応用できることが多い。

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6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

レポート
けつあご
マクドナルドの成功するための考え方
2018年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マクドナルドをフランチャイズ化させた著者による自伝です。

元々ペーパーカップの営業マンだった著者が、マクドナルド兄弟の
ハンバーガー屋さんに出会って、そこからフランチャイズ化に至る
までが分かります。

勉強になりました。
本部ではなく、各店舗が主人公との考えのもと、各店舗への教育と
サポートの仕組みができあがっているからこそ、ここまで成長出来る
んだと分かります。

また、要所に成功するための考え方が書かれていたので、それは
参考にさせてもらおうかと思いました。

●Be daring / Be first / Be different
　（勇気を持って／誰よりも速く／人とちがったことをする）

●巨万の富は「チャンスを逃すな」を信条にしてきた結果

●未熟でいるうちは成長出来る。成熟したとたんに腐敗が始まる

●ビジネスはひとりでは成功しない

●やり遂げろ－この世界で継続ほど価値のあるものはない
　　才能はちがう－才能があっても失敗する人はたくさんいる
　　天才もちがう－恵まれなかった天才はことわざになるほどこの世にいる
　　教育もちがう－世界には教育を受けた落伍者があふれている。
　　信念と継続だけが全能である

などなどです。

最後には孫正義さんと柳井正さんの対談や、それぞれの参考に
なった箇所を紹介してくれていて、コチラも勉強になりました。

一度読んでみてください。

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32人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

レポート
t
ゴミ箱はそんなに出てこない
2024年6月28日に日本でレビュー済み
映画「ファウンダー」を先に見たが、映画は、起業するビジネスマンのワクワクする気持ちや何かが大きく育っていく楽しみをよく表現してあって、ビジネスを扱った映画なのにお気に入りとなった。

そのマクドナルドを作り上げたレイ・クロックの自伝という事で読んでみた。

冒頭、マクドナルドを訪れて、その効率的なシステムに関心し、チェーン展開を目論む回想から始まる。正に映画で見たシーンそのもの。
映画はこの本の冒頭シーンを結構忠実に再現してあったわけだ。
だが面白いのは、レイ・クロックはこの本で、その初来店時にマックのハンバーガーを食べたか思い出せない、と書いている。

普通、本を売りたいなら、初めて食べたマックのハンバーガーの味は忘れられない、ぐらいは嘘だったとしても許容範囲だと思うが、正直に思い出せないと書いてしまうあたり、いい意味でおかしいと思った。

ハンバーガーを食べたか思い出せなくても、店の外で労働者がハンバーガーを食べているのは本の中で鮮明に描写してある。しかも、その労働者に話しかけている。また映画でも若い美人がハンバーガーを食べるところが描写してあるが、なんとレイ・クロックは自分が何かの調査をしている、と偽って話しかけている。
マクドナルドの店が何故人気があるのかを客に話しかけて調べていたのだ。
事実は小説より奇なり、だ。

実際のレイ・クロックはマクドナルドをチェーン展開する前から優秀なセールスマンであり、その事に誇りを感じていたようだ。
だから、優秀なセールスマンである自分と周りの普通のセールスマンが一緒の評価を受けると、相手が上司であっても納得できないと反論した。

マルチミキサーの描き方も、映画では誰も欲しがらない珍奇なミキサーという扱いだったが、レイ・クロックはマルチミキサーに将来性を感じて自ら販売会社を立ち上げたのだ。
つまり、うだつの上がらないセールスマンという映画のレイ・クロックとは違い、実際のレイ・クロックは根っからのビジネスマンなのだ。
しかも、マルチミキサーは結構売れたらしい。

特にマクドナルド兄弟はマルチミキサーを何台も持っていて、レイ・クロックの元に
「マクドナルド兄弟の店で使ってるミキサーを売ってくれ」
と言う注文が複数来たために、
一体マクドナルド兄弟の店ってのは何だ、と気になったのだそうだ。

マクドナルド兄弟の作り上げたシステムに関心したレイ・クロックはその晩、マクドナルドが全国展開するビジョンを思い描いた。
そして兄弟にチェーン店展開を直談判するがあっさり断られる。
だが、熱心に交渉し、チェーン店ビジネスの権利を得ると全国展開していく。

1954年に52歳でマクドナルドを訪れたレイ・クロックは、1961年にマクドナルドを兄弟から買収し、1984年に死去した時には世界で7500店舗ものマクドナルドが展開していた。

今までマクドナルドについてあまり考えた事がなかったが、物の30年で知る人ぞ知る地方のハンバーガー屋を世界の誰もが知るマクドナルドに育て上げたのだ。

そのビジネス手腕にも興味はあるが、もっと深いところにある哲学のようなものを知る事ができたらと思って読んだ。

レイ・クロックのマクドナルドに賭けた思いが何だったのか。

一つ言えるのはそれが、味ではない、という事だ。

と言うのも、本来マックのポテトは生のジャガイモを店で洗って皮を剥いて揚げていたのだそうだ。
レイ・クロック自身が書いているが、そのレシピのおかげでマクドナルドのポテトの味が出たのだそうだ。当時、料理の付け合わせ、くらいの価値しかなかったフライドポテトを一品料理のように美味く料理していたのはマクドナルドくらいだったそうだ。

だがある時点で、レイ・クロックはそれを冷凍ポテトに切り替える。
それまでにチェーン店を開いた人、つまりオーナーの中には、その冷凍ポテトに抗議した人もいたそうだ。
抗議したと言う事は、味が落ちたからだろう。
冷凍ポテトの方が簡単で美味しければ誰も抗議はしないだろう。
その辺はハッキリ書いていなかった。
レイ・クロックは生のポテトを使うやり方を当初は絶大に支持して、オーナーにも相当真剣に教えていたが、結局は冷凍ポテトを使う決定をしたのも自分ゆえ、そのオーナーの気持ちもわかる、と正直に書いている。
だが、冷凍ポテトにしたわけだ。

味より会社のオペレーションを優先したのだ。

やはりここら辺がチェーン店のチェーン店たる所以だろう。
お客様にできるだけ美味しいものを届けたい。
私達のやり易い形で。
と言うわけだ。
より儲かるなら、味が落ちるのもやむなし、である。

映画ではそれがポテトではなく、レイ・クロックの不倫相手から薦められた粉ミルクシェイクとして出てくる。水に溶かすとミルクシェイクもどきになる。
マクドナルド兄弟が大反対するのだが、それが事実なのか、映画用のでっちあげなのかはわからなかった。本には出てこないのだ。

レイ・クロックはビジネス手腕を振るってチェーン店を展開していく。
当初は金回りが悪く、周りの人に助けられてようやく会社が回っていく。
秘書にあまり給料を払えなかったが、会社が軌道に乗ると株を分け与え、そのおかげで秘書も金持ちになれた。
マクドナルドの財政を担当した陰の立役者、ソネボーンも金持ちになる。
だが、会社が大きくなると秘書を解雇する冷徹さがレイ・クロックにはあった。解雇理由もしっかり書いている。
マクドナルドはその秘書の手に余る程の大きな会社になったから、と言う理由だ。
ソネボーンとも会社が大きくなるにつれ確執ができて喧嘩別れする。

マクドナルド兄弟の店の近くにマクドナルドを開いて、兄弟の店を廃業に追い込んでいる。

戦国武将のような冷徹さだ。

本を読み進めていくと、富豪となったレイ・クロックが慈善事業をしたことも書かれている。
糖尿病の研究を支援したそうだ。
レイ・クロックも糖尿病で、娘も糖尿病で亡くなったとあった。
これを読んで、はて？娘？と思った。

この本を読んで決定的に欠けているものが家族の事なのだ。レイ・クロックの子供時代の事ではない。
レイ・クロックの子供の事だ。

レイ・クロックに娘がいた、というのは本のどこかをめくれば出てくるかもしれないが、娘はこういう子で、何が好きで、一緒にどこへいって楽しかった、というエピソードがないのである。
なので、娘が何年に糖尿病で死んだ、というサラッという一文に驚くのだ。
え、いたの？
と言う感じだ。

ビジネスの自伝だからじゃない？
と思うかもしれないが、自分の子供時代から、ピアノ弾きの時代、最初の妻、2番目の妻、3番目の妻との馴れ初めは結構しっかり書いてある。
特に3番目の妻は、マクドナルドチェーン店のオーナーの嫁なので、略奪愛なのだが、それがメロドラマよろしく結構詳細に書いてある。

2番目の妻とまだ結婚していた時に、レイと不倫相手は、お互いに結婚相手と別れて結婚しよう、と約束したことまで書いてある。
その時、
今の奥さんにはちゃんとしてあげてね、
と不倫相手に言われた、と書いているのだ。

私が2番目の奥さんなら、不倫相手からの気遣いなど唾かけて便所で流してやりたくなるが、レイ・クロックはわざわざ自伝にそんな事を書いているのだ。
自伝という文字で半永久的に残る物にそんな事を書く気がしれない。
2番目の奥さんへの侮辱とも取られかねない「優しい言葉」をわざわざ書く理由は一つ。
どうだ、俺の奥さんは優しいだろう、2番目の奥さんの将来を案じているんだ
と言う事なのだろう。

ハンバーガーを食べたか思い出せない、と正直に書くレイ・クロックは、やはりバカ正直なのだ。

書かなきゃ良いのに。

家族の事、少しくらい書きゃいいのに。

何かで読んだか、見たかした事があるが、経営者やトップビジネスマンというのは大分普通の人とは違うのだそうだ。簡単にいうとサイコパスなのだそうだ。

ビジネスマンや起業家、特にレイ・クロックのような人は何かを大きくする事に取り憑かれた人なのだろう。
何かを大きくするためには犠牲を厭わないのだ。

生のポテトを冷凍ポテトにしたのも、マクドナルド兄弟の店を潰したのも、不倫相手と大恋愛して結婚したのも、根底には同じ哲学があるのではなかろうか。

欲望、執念、エゴ。

こう書くと批判めいたように聞こえるが、実際そうなのだ。批判でもなんでもない。
7500店舗を展開するには必要な要素に違いない。

映画も気に入ったが、本も面白い。
読んで損はなし。

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