アーティストについて
日本のヒップホップ・シーン黎明期から活動をスタート。97年にラップ、トラックメイキング双方を手がけるスタイルでデビュー。98年にリリースしたミニ・アルバム「胎動」は、様々なアーティストが自らのスタイル確立に切磋琢磨するヒップホップ・シーンの中において、全く新しい風を吹き込むオリジナリティ性を提示、大きな話題を呼ぶこととなった。03年の「三昧」以降は、トラックメイカーとしてあらゆるジャンルの匂いを取り入れつつも、何にも偏ることなく自らのジャンルに昇華してしまう突出したセンスでラッパーやシンガーにトラックを提供。06年にはLIBRO、シンガーKEYCO、映像作家の大月壮によるユニット、FUURI名義でフルアルバム&DVDをリリース。全曲のサウンドプロデュースを担当。09年にはLIBRO名義では初のインストアルバムとなった「night canoe」をリリース。2014年5月、当代きっての個性的なラッパーを招いた「COMPLETED TUNING」、そして同年末に発表されたインストアルバム「COMPLETED TUNING INSTRUMENTALS」、そして2015年1月にはBLACK SWANからEP「GEAR」を、同年4月、全編で自身がマイクを握ったソロアルバム「拓く人」を、10月には嶋野百恵をゲストボーカルに迎えたアルバム「オトアワセ」をリリース。2016年5月には約1年ぶりとなるソロアルバム「風光る」、2017年10月にはデビュー20周年の記念盤「祝祭の和音」をリリース。