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【最大4台のスタックに対応!建屋間の長距離接続に最適】 - 全ポート10G対応レイヤー3スイッチのファームウェアバージョンアップを実施
アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、オール10G対応レイヤー3スイッチ「x540Lシリーズ」のOS 「AlliedWare Plus」のファームウェアバージョンアップにより、最大4台のVCS(バーチャルシャーシスタック)に対応します。また、当社ウェブサイトから当該ファームウェア「Ver. 5.5.4-1.2.1」のダウンロードサービスを12月9日より開始いたします。
本ファームウェアバージョンアップにより、オール10G通信に対応した「x540Lシリーズ」は、スイッチ間をスタックリンクで接続して1台の仮想スイッチとして動作させる機能「VCS(※1)」での最大スタック台数を、従来の2台から4台までに拡張しました。
スタックできる台数が増えることで、単純なポート数の増加や冗長性の向上だけではなく、長距離間スタックの利用により柔軟なネットワークの構築が可能となります。また、4台のx540L シリーズ・スイッチで同じIPアドレスを利用し、仮想的に1台のスイッチとして動作するため、管理が容易となるほか、ネットワークの設計を簡素化することができるようになります。
<ユースケース>
それぞれの建屋で2台の筐体による冗長(VCS)を行いながら、LD-VCS(長距離VCS)を利用して離れた場所にある2棟の建屋同士を接続。
●x540Lシリーズ4台をスタック接続で活用し2棟の建屋間のネットワークが柔軟に
●ユースケースのメリット
・建屋間の接続はルーティング設定などを必要としないシンプルな構成が可能
・2棟の建屋で同じIPアドレスを利用でき、ネットワーク設計が簡素化
・災害などにより大規模な通信断が片方の建屋で発生しても、もう一方の建屋では継続したネットワークの利用が可能
・筐体の冗長化により、通信負荷が分散され安定したネットワーク環境の提供が可能
・仮想的に1台のスイッチとして動作するため、ネットワーク管理が容易に
<バージョンアップ概要>
今回のバージョンアップの詳細については、こちらのリリースノートをご覧ください。
バージョン名:AlliedWare Plus Ver. 5.5.4-1.2.1
※1 VCS…Virtual Chassis Stackの略で、負荷分散型の冗長化を実現するソリューション。詳しくはこちらをご確認ください。
注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。