【10月11日 AFP】ノーベル平和賞が授与されることが決まった南米ベネズエラの野党指導者、マリア・コリナ・マチャド氏(58)は10日、同賞をベネズエラ国民とドナルド・トランプ米大統領にささげた。

ノルウェー・ノーベル委員会によると、昨年の大統領選でニコラス・マドゥロ大統領に挑戦した民主化活動家であるマチャド氏は、ベネズエラにおいて「結束の象徴」となっている。マチャド氏は命を脅かされているにもかかわらず、国外への避難を拒否している。

長年この賞を切望してきたトランプ氏に平和賞をささげたのは、米国がマドゥロ政権への圧力を強める中でのことだった。

マチャド氏はX(旧ツイッター)に、「これまで以上に、私たちはトランプ大統領を頼りにしている」と投稿し、トランプ氏の「私たちの大義への揺るぎない支持」を称賛した。

ソーシャルメディアでは、マチャド氏が米国大使館に避難しているとのうわさが広がっている。(c)AFP