カリフォルニア州で「騒がしいテレビCM」禁止 新法で音量規制
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【10月7日 AFP】米カリフォルニア州で6日、「騒がしいテレビコマーシャル」が法律で禁止され、広告主には今後、音量を下げることが求められることになった。
米国の視聴者は長年、広告の音量が視聴中の番組よりも大きいことに不満を訴えてきた。穏やかな自然番組を見ている最中に、平静を乱すような大音量でCMが流れることもあった。
新しい法律では、コマーシャルの音量が放送中の番組の音量を超えてはならないと定められている。
ギャビン・ニューサム知事は、新法に署名した後に「カリフォルニア州民の声をはっきりと聞いた。人々が番組を楽しんでいた音量より大きな音量でコマーシャルを流してほしくないことは明確だった」と述べた。
この法律は、従来の放送およびケーブル事業者のみを規制していた古い法律を改正し、ストリーミングサービスも対象に含める内容となっている。(c)AFP