中国で海外のウォレットがウィーチャットペイのコードスキャンで支払い可能に
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【12月21日 CGTN Japanese】中国でますます増えている海外からの旅行客の間では、「支払いの際にはQRコードをスキャン」が新トレンドになっています。今月17日からは、一部の海外のウォレット(決済用アプリ)が中国国内で直接使用できるようになり、外国人旅行者が中国を訪問した際の支払いの利便性がさらに向上しました。
中国銀聯(ユニオンペイ)の国際事業子会社の銀聯国際とウィーチャットペイはこのほど提携契約を締結し、中国銀聯と提携関係にある海外のウォレットが国内のウィーチャットペイのQRコードをスキャンして支払えるようにすると発表しました。これまでに中国香港、タイ、韓国、マレーシアなどの海外8機関のウォレットでこの機能が利用可能になりました。これらの海外のウォレットを持っているユーザーは中国入りしてから、海外のアプリを直接使用してウィーチャットペイのQRコードをスキャンし、支払いを済ませることができます。また、支払い時にはウォレットの通貨が自動的に人民元に両替されます。今後はさらに、中国のマカオ、シンガポールなど多くの国と地域の機関のウォレットが続々にこの機能を付与されます。
36の国と地域で銀聯と提携関係にあるウォレットは200種以上に達しており、世界中で銀聯のネットワークを使うことができます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News