【11月6日 AFP】アイルランドは5日、5月にパレスチナを国家承認したことに続き、自国に駐在する正式なパレスチナ大使の任命を初めて認めた。

アイルランド政府は、ジラン・ワハバ・アブダルマジド氏が現在のパレスチナ常駐総代表から昇格することを確認した。

アイルランドは5月、ガザ地区とヨルダン川西岸地区から成るパレスチナを「独立主権国家」として承認。9月には正式な外交関係を樹立した。

パレスチナ自治政府は先月、外交官の保護を保障する1961年のウィーン条約に基づき、アイルランドにある代表部を外交使節団から常駐大使館に格上げする意向を同国政府に正式に通知していた。(c)AFP