【9月9日 AFP】猛烈な台風11号(アジア名:ヤギ、Yagi)は先週末にかけてフィリピン、中国、ベトナムに甚大な被害を与え、40人超が死亡した。8日には熱帯低気圧に変わった。

 中国南部とフィリピンでは少なくとも合わせて24人が死亡、数十人が負傷した。

 ベトナムには7日に上陸。国営メディアは8日夜、台風に関連して21人が死亡し、229人が負傷したと報じた。

 国営メディアによると、北部の山がちなホアビン(Hoa Binh)省では民家が崖崩れに巻き込まれ、家族4人が死亡した。

 8日には北西部の土砂災害で、新生児と1歳の男の子を含む6人が死亡した。(c)AFP