イスラム圏からの入国禁止、再導入の意向 トランプ氏
このニュースをシェア
【10月29日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領は28日、2024年大統領選で勝利を収めた暁には、主にイスラム圏の国々を対象に入国禁止措置を再導入する考えを示した。
トランプ氏はネバダ州ラスベガス(Las Vegas)で開かれたユダヤ系支援団体の会合で、「われわれはイスラム過激派テロリストの入国を禁止するつもりだ」と語った。
「入国禁止を覚えているか?私は(就任)初日に入国禁止を復活させる」
トランプ氏は2017年の大統領就任後、イラン、リビア、ソマリア、シリア、イエメン、イラク(後に対象から除外)、スーダンからの入国を原則禁止する大統領令を出した。差別的だとして裁判で争われたが、反移民政策ととともに、支持者の間では広く受け入れられた。
この大統領令はジョー・バイデン(Joe Biden)現大統領が2021年、就任直後に撤回した。(c)AFP/Paula RAMON