エリック・クラプトンとカート・コバーンのギター、競売へ
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【10月11日 AFP】音楽界のレジェンド、エリック・クラプトン(Eric Clapton)さんと「ニルヴァーナ(Nirvana)」のフロントマン、故カート・コバーン(Kurt Cobain)さんが使用していたギターが来月、競売に掛けられる。競売会社ジュリアンズ・オークションズ(Julien's Auctions)は、落札価格は1本につき最高で200万ドル(約3億円)に上ると予想している。
出品されるクラプトンさんのギターは、「ザ・フール(The Fool)」の通称で知られ、サイケデリックなペイントが施された「ギブソンSG(Gibson SG)」。バンド「クリーム(Cream)」として初の米国ツアーを開始した際に使い始め、世界で最も有名なギターの1本とされる。
コバーンさんのギターは、フェンダー(Fender)のエレクトリック・ギター「フェンダー・ムスタング(Fender Mustang)」の左利き用。ジュリアンズ・オークションズによれば、ニルヴァーナとして最後となったツアー用にコバーンさんが購入したギターの1本で、1994年にドイツ・ミュンヘン(Munich)での最後の公演で使用した。
競売は11月16~18日に米テネシー州ナッシュビル(Nashville)のハードロックカフェ(Hard Rock Cafe)で開催される。
売り上げの一部は、メンタルヘルスに関する慈善団体「キッキング・ザ・スティグマ(Kicking the Stigma)」に寄付される。(c)AFP