【3月9日 AFP】ウクライナ東部ハルキウ(Kharkiv)州と南部オデーサ(Odesa)州は9日、ロシア軍からミサイルなどによる攻撃を受けたと発表した。

 ハルキウ州のオレグ・シネグボウ(Oleg Synegubov)知事はソーシャルメディアに「州と州都に約15発が撃ち込まれた。占領者(ロシア軍)が再び重要インフラ施設を標的にしている」と投稿した。現時点での情報によると、民間住宅が被害を受けた。

 州都ハルキウのイーホル・テレホフ(Igor Terekhov)市長は「エネルギーインフラ」が狙われ、一部地域で電力供給に「問題」が出ているとした。

 一方、オデーサ州のマクシム・マルチェンコ(Maksym Marchenko)知事は、「州内のエネルギーインフラに着弾したほか、民家にも被害が出ている」と述べた。死者はいないという。一部地域では電力の供給制限が行われている。(c)AFP