英女王、「くまのパディントン」と共演
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【6月5日 AFP】エリザベス英女王(Queen Elizabeth II、96)の在位70年を祝う「プラチナジュビリー(Platinum Jubilee)」の記念コンサートが4日行われ、女王が「くまのパディントン(Paddington Bear)」をお茶に招く映像が公開された。
女王はコンサートには出席しなかったが、ショーの冒頭で紹介された映像にサプライズ登場。児童文学のキャラクターであるパディントンと、バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)でお茶を楽しむ様子をコミカルに演じた。
映像ではパディントンが、好物のマーマレードサンドイッチを話題にした冗談を女王と交わし、「ハッピージュビリー。そして、ありがとうございます。すべてに」と告げた。それに女王は「ご親切に」と応じた。
コンサートのオープニングを飾った英ロックバンド「クイーン(Queen)」の名曲「ウィ・ウィル・ロック・ユー(We Will Rock You)」の演奏が始まると、女王はドラムビートに合わせて銀のスプーンでティーカップとソーサーをたたき始め、パディントンも加わるという筋立て。
この短い映像は3月にウィンザー(Windsor)で極秘に撮影されたもので、英王室内でもほとんど知られていなかったという。(c)AFP