元短距離王者ボルト氏、無重力状態の中でレース
発信地:パリ/フランス
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【9月14日 AFP】ジャマイカが誇る元陸上男子短距離のレジェンド、ウサイン・ボルト(Usain Bolt)氏が再びスタートラインに戻った―。しかし、無重力状態の航空機内で地に足をつけることは、かなりの苦労を強いられた。
サッカー豪Aリーグのセントラルコースト・マリナーズ(Central Coast Mariners FC)とプロ契約を目指している32歳のボルト氏は、その計画を一時中断してフランスへ向かい、シャンパンブランドがスポンサーを務めるイベントに参加した。
宇宙服に身を包んだボルト氏は、放物運動が繰り返されたエアバス(Airbus)の航空機内で、他の2人のゲストとともに22秒間ほど体重を感じない状態を経験しながら、短距離レースに臨んだ。
五輪で合計8個の金メダルを獲得し、男子100メートルと200メートル両種目の世界記録保持者であるボルト氏は昨年、陸上選手としてのキャリアに幕を閉じている。(c)AFP