カメルーンで列車脱線、55人死亡 575人負傷
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【10月22日 AFP】カメルーンで21日、首都ヤウンデ(Yaounde)から経済の中心地ドゥアラ(Douala)に向かっていた混雑した列車が脱線して55人が死亡し、600人近くが負傷した。エドガー・アラン・メベ・ヌゴオ(Edgar Alain Mebe Ngo'o)交通相が同日明らかにした。
ヌゴオ交通相によると、列車は同国中央部の都市エセカ(Eseka)に到着する直前に脱線した。脱線した際に数両の客車が線路から振り飛ばされ、隣接する線路にも車両の破片が飛び散ったという。
同交通相は国営放送CRTVで、先に公表していた被害者数を訂正し、脱線事故でこれまでに55人の死亡が確認され、575人が負傷したと述べた。また「事故の原因はまだ明らかになっていない」と語り、負傷者のうち数名は非常に深刻な容態だと付け加えた。
同交通相によると、列車はヤウンデを午前11時(日本時間午後7時)ごろ出発し、正午ごろに脱線した。事故のあった21日は、20日夜の大雨でヤウンデとドゥアラ間を結ぶ橋が崩落したため交通が寸断され、普段より多くの人々が列車を利用していたという。(c)AFP