ミャンマーの水害、死者46人に 懸命の救助続く
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【8月3日 AFP】豪雨による洪水が各地で発生しているミャンマーでは、3日も懸命の救助活動が続けられている。地方部では水が住宅の屋根の高さにまで及ぶなど深刻な被害が発生しており、これまでに少なくとも46人が死亡、被災者数は約20万人に達している。
降り続くモンスーンの雨によって発生した鉄砲水や土砂崩れのため、住宅数千棟や農地、橋や道路などが破壊された。水流が速いため救助活動も難航している。ミャンマーの救済復興局はAFPの取材に対し「これまでに46人が死亡し、全土で20万人以上が洪水の打撃を受けている」と述べた。
ミャンマーの他にも雨期に入っているインドやネパール、パキスタン、ベトナムでは、豪雨による洪水や地滑りが相次ぎ、ここ数日で数百人が行方不明となっている。(c)AFP