【1月4日 AFP】ナイジェリア北東部の村で先月31日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」とみられる武装集団が、40人の少年や若い男性を拉致したことが、村を逃れた住民の証言により3日、明らかになった。

 ボコ・ハラムの戦闘員らは大みそかの午後8時ごろにマラリ(Malari)村を襲撃し、10~23歳の男子を拉致して同組織の拠点の一つとされるサンビサ森林地帯(Sambisa Forest)へと連れ去った。

 地元住民らによると、ナイジェリア北部でのイスラム国家樹立を目指すボコ・ハラムは最近、周辺の村々を襲撃し、戦闘員として使うための男子の拉致を繰り返している。(c)AFP