【11月11日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2013)は10日、ロンドン(London)のO2アリーナ(O2 Arena)で準決勝が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、6-3で第7シードのスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka、スイス)を下し、決勝に駒を進めた。

 昨年王者のジョコビッチは、9月に全米オープン(The US Open Tennis Championships 2013)で敗れて以降21連勝しており、11日の決勝で世界ランク1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に勝利したら、通算3度目のツアー・ファイナル制覇を果たすこととなる。

 試合後ジョコビッチは、「僕にとって、とても楽しい試合だった。今大会で一番のパフォーマンスを発揮できた」と語った。

 もう一方の準決勝で、ナダルはロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に勝利して決勝への切符を手にした。ジョコビッチとの過去の対戦成績では、22戦中16勝とナダルがリードしている。(c)AFP