【9月17日 AFP】中国中部、湖南（Hunan）省鄭州（Zhengzhou）で15日、中国人選手を含む20数人のプロ選手が参加するボディービルディング大会が開催された。「ボディービルディング・グランプリ（Bodybuilding Grand Prix）」と題されたこの大会には、同国でのボディービルディング人気の高まりを受け、国内各地から多数のアマチュア中国人選手も出場し、優勝賞金8万元（約130万円）を目指して、日頃の鍛錬により磨き上げた肉体美を競い合った。

　中国におけるボディービルディングは少なくとも100年以上の歴史があるが、中華人民共和国が建国された1949年以降は、西欧文化とブルジョワの象徴とみなされて非難を浴び、競技会はたびたび開催が禁止されて人気が衰えた。だが最近になりふたたび人気を獲得し、今回出場した選手たちの話によると、現在では競技会の数も増え続け、同国のプロ選手たちの地位も上がっているという。(c)AFP