5月の世界平均気温、史上3番目の高さに NOAA報告
このニュースをシェア
【6月21日 AFP】5月の世界平均気温は、記録を開始した1880年以降、1998年と2005年と並び、5月として史上3番目に高い気温だったと、米海洋大気局(National Oceanographic and Atmospheric Administration、NOAA)が20日、発表した。
NOAAによると、シベリア北部、ロシア西部、北欧と東欧、オーストラリア中部といった地域の大半を含む多くの地域で、平均より高い気温を記録したという。
今年5月の陸上と海上を合わせた平均気温は15.46度で、20世紀の平均世界気温14.8度を339か月連続で、5月としては37年連続で上回った。
NOAAによると、5月の北半球の積雪面積は、記録史上3番目に小さい1610万平方キロメートルだったという。NOAAは「積雪面積はユーラシアと北米で平均を下回った。ユーラシアの5月の積雪面積は観測史上最小だったが、北米は20番目に小さい積雪面積だった」と述べている。
5月の北極の平均海氷面積は1310万平方キロで、1981~2010年の平均値を2.17%下回り、5月の海氷面積としては観測史上10番目に小さかった。一方、南極の平均海氷面積は1147万平方キロで、1981~2010年の平均値を6.33%上回り、5月の南極海氷面積としては観測史上5番目に大きかった。(c)AFP
NOAAによると、シベリア北部、ロシア西部、北欧と東欧、オーストラリア中部といった地域の大半を含む多くの地域で、平均より高い気温を記録したという。
今年5月の陸上と海上を合わせた平均気温は15.46度で、20世紀の平均世界気温14.8度を339か月連続で、5月としては37年連続で上回った。
NOAAによると、5月の北半球の積雪面積は、記録史上3番目に小さい1610万平方キロメートルだったという。NOAAは「積雪面積はユーラシアと北米で平均を下回った。ユーラシアの5月の積雪面積は観測史上最小だったが、北米は20番目に小さい積雪面積だった」と述べている。
5月の北極の平均海氷面積は1310万平方キロで、1981~2010年の平均値を2.17%下回り、5月の海氷面積としては観測史上10番目に小さかった。一方、南極の平均海氷面積は1147万平方キロで、1981~2010年の平均値を6.33%上回り、5月の南極海氷面積としては観測史上5番目に大きかった。(c)AFP