【5月23日 AFP】インドに住む水頭症で頭のふくれあがった1歳の女児ルーナ・ベグム(Roona Begum)ちゃんの頭蓋骨を再建する手術の第1段階が21日、首都ニューデリー(New Delhi)近郊の病院で行われ、成功した。

 手術を担当した神経外科医サンディープ・バイシャ(Sandeep Vaishya)医師は22日、AFPの取材に、「頭の大きさを小さくするための重要な頭蓋骨再建手術を21日に行い、これまでのところ、合併症は出ていない」と話した。再建手術では、骨と組織の切断や移動が行われ、少なくともあと1回手術が必要だという。

 先週、同じ医師団により、ルーナちゃんの頭蓋骨に手術用ドリルで穴を開け、たまった水を抜き取る手術が行われた。バイシャ医師によると、この手術後、ルーナちゃんの健康状態は「大幅に改善した」という。(c)AFP