イタリア新首相が所信表明演説、緊縮策の見直しを表明
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【4月30日 AFP】イタリアのエンリコ・レッタ(Enrico Letta)新首相(46)は29日、議会で所信表明演説を行い、国民生活を苦しめている財政緊縮策の見直しに早急に取り掛かると述べた。
「緊縮策一辺倒でイタリアは死につつある。成長戦略は待ったなしだ」と述べたレッタ氏は、雇用対策や福祉、税制改革など他の経済政策も実行しながら、長びく経済危機の打撃を受けた社会の立て直しを図る姿勢を示した。28日に内閣の宣誓式を終えたばかりのレッタ氏は、18か月以内に結果が出せなかった場合は、「責任をとる」と述べた。
レッタ氏は30日にドイツを訪問して緊縮政策の信奉者でもあるアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相と会談する。緊縮策を指向する欧州の潮流を変えようというレッタ氏にとって、最初の試金石となるとみられる。(c)AFP/Ella Ide
「緊縮策一辺倒でイタリアは死につつある。成長戦略は待ったなしだ」と述べたレッタ氏は、雇用対策や福祉、税制改革など他の経済政策も実行しながら、長びく経済危機の打撃を受けた社会の立て直しを図る姿勢を示した。28日に内閣の宣誓式を終えたばかりのレッタ氏は、18か月以内に結果が出せなかった場合は、「責任をとる」と述べた。
レッタ氏は30日にドイツを訪問して緊縮政策の信奉者でもあるアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相と会談する。緊縮策を指向する欧州の潮流を変えようというレッタ氏にとって、最初の試金石となるとみられる。(c)AFP/Ella Ide