【4月18日 AFP】サッカーフランス杯2012-13(French Cup 12-13)は17日、準々決勝が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は1-1の同点で迎えたエヴィアン・トノン・ガイヤールFC(Evian Thonon Gaillard FC)とのPK戦に1-4で敗れ、国内2冠の可能性は無くなった。

 FCバルセロナ(FC Barcelona)にアウェーゴール差で敗れ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)から敗退したPSGは、前半8分にハビエル・パストレ(Javier Pastore)の得点で先制した。

 しかしエヴィアンはハーフタイム直前の同43分、デビッド・ベッカム(David Beckham)の背後を突いたチュニジア代表のサベル・ヘリファ(Saber Khelifa)がゴールを決め、試合を1-1の振り出しに戻した。

 その後は両チームともに得点を挙げることができず、同点のまま迎えた延長戦では終了間際にPSGのティアゴ・モッタ(Thiago Motta)がレッドカードで退場処分になった以外は、試合に目立った動きは無かった。

 そして迎えたPK戦、ホームのエヴィアンが4人目のセドリック・バルボサ(Cedric Barbosa)まで成功させたのに対し、アウェーのPSGはズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)とチアゴ・シウバ(Thiago Silva)の2人が失敗に終わり、通算9度目のフランス杯制覇を成し遂げることはできなかった。(c)AFP/Sebastien GUINE