モンテカルロで9連覇狙うナダル、「連勝はいつかは止まる」
このニュースをシェア
【4月16日 AFP】男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が15日、モンテカルロ・オープン(Monte Carlo Masters 2013)の初戦を控え、同大会で42勝にまで伸びた連勝記録はいつか終わるものとはいえ、その日が来るのをまだ望んではいないと語った。
現在26歳のナダルがこの大会で最後に敗れたのは16歳の時の2003年大会。3回戦で、当時のクレー王者ギレルモ・コリア(Guillermo Coria、アルゼンチン)にストレート負けを喫した。
ナダルは今大会で前人未踏のマスターズ同一大会9連覇を目指すが、2月まで7か月間けがで戦線離脱していたことを考慮すると、クレーコートで最強だった頃とは力量に差がある。ナダル自身も過去のように自分自身が明確な優勝候補ではないと考えを明らかにした。
「今大会で自分が優勝の最有力候補であるとは言いがたい」とナダルは語る。
「簡単に優勝できる大会じゃない。自分を見失いたくないし、負けたくない。人生においてはすべての物に終わりがある。永遠ではないので、いつか勝ち続けることも終わるだろう。でもモンテカルロに来ることができて嬉しい。ここでプレーする時はすごくやる気が高まるんだ」
米カリフォルニア(California)州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で開催されたハードコート大会、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2013)で優勝を果たした後、ナダルは医師の助言により膝を休めた。約10年間、圧倒的な強さで支配したクレーコートでの自身の能力については、密かに自信を持っている。
「その日その日のテニスに集中したい。膝のことは話したくない。僕がここにいるのは、優勝を狙うためだ」
また、ナダルは今年優勝を飾った2つのクレーコート大会、アビエルト・メヒカーノ・テルセル(Abierto Mexicano TELCEL 2013)とブラジル・オープン2013(Brazil Open 2013)を引き合いに出し、「素晴らしい復帰を果たすことができた。今回もベストを尽くし、良いプレーができることを祈るよ」と抱負を語った。(c)AFP/Scott Williams
現在26歳のナダルがこの大会で最後に敗れたのは16歳の時の2003年大会。3回戦で、当時のクレー王者ギレルモ・コリア(Guillermo Coria、アルゼンチン)にストレート負けを喫した。
ナダルは今大会で前人未踏のマスターズ同一大会9連覇を目指すが、2月まで7か月間けがで戦線離脱していたことを考慮すると、クレーコートで最強だった頃とは力量に差がある。ナダル自身も過去のように自分自身が明確な優勝候補ではないと考えを明らかにした。
「今大会で自分が優勝の最有力候補であるとは言いがたい」とナダルは語る。
「簡単に優勝できる大会じゃない。自分を見失いたくないし、負けたくない。人生においてはすべての物に終わりがある。永遠ではないので、いつか勝ち続けることも終わるだろう。でもモンテカルロに来ることができて嬉しい。ここでプレーする時はすごくやる気が高まるんだ」
米カリフォルニア(California)州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で開催されたハードコート大会、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2013)で優勝を果たした後、ナダルは医師の助言により膝を休めた。約10年間、圧倒的な強さで支配したクレーコートでの自身の能力については、密かに自信を持っている。
「その日その日のテニスに集中したい。膝のことは話したくない。僕がここにいるのは、優勝を狙うためだ」
また、ナダルは今年優勝を飾った2つのクレーコート大会、アビエルト・メヒカーノ・テルセル(Abierto Mexicano TELCEL 2013)とブラジル・オープン2013(Brazil Open 2013)を引き合いに出し、「素晴らしい復帰を果たすことができた。今回もベストを尽くし、良いプレーができることを祈るよ」と抱負を語った。(c)AFP/Scott Williams