李娜、ムグルサの快進撃を止めて8強入り ソニー・エリクソン・オープン
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【3月26日 AFP】テニス、ソニー・エリクソン・オープン2013(Sony Ericsson Open 2013)は25日、米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)で女子シングルス4回戦が行われ、大会第5シードの李娜(Na Li、ナ・リー、中国)は7-6、6-2でスペインのガブリネ・ムグルサ(Garbine Muguruza)を下し、準々決勝に進出した。
1月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2013)決勝で右足を痛めて以来となる大会に臨んでいる李娜は、準々決勝で第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)と対戦する。
2011年の全仏オープン(French Open 2011)でタイトルを獲得し、全豪オープンでは2度の決勝進出果たしている31歳の李は、第1セットで5-1とリードしながらも、ダブルフォールトを4回記録するなど39回のアンフォースドエラーを犯し、19歳のムグルサに5-5と追いつかれた。
タイブレークを迎えてからも6-1とリードした李に対し、世界ランク73位のムグルサは6-6まで追い上げた。ムグルサは2回戦で大会第23シードのアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)、3回戦で第9シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)を下すという番狂わせを演じている。
しかし、世界ランク5位の李はその後連続で2ポイントを奪い、さらに第2セットを制して試合をものにした。第2セットは李が冷静な試合運びで第2ゲームをブレークすると、マッチポイントでは相手のダブルフォールトで勝利を決めた。(c)AFP