【3月25日 AFP】女子ゴルフ、起亜クラシック(Kia Classic 2013)は24日、米カリフォルニア(California)州カールスバッド(Carlsbad)のアヴィアラ・ゴルフクラブ(Aviara Golf Club)で最終日が行われ、金寅敬(In-Kyung Kim、キム・インキュン)とのプレーオフを制したスペインのベアトリス・レカリ(Beatriz Recari)が米ツアー通算2勝目を挙げた。

 11歳でゴルフを始めた25歳のレカリは、2010年のCVSファーマシーLPGAチャレンジ(CVS/pharmacy LPGA Challenge 2010)でツアー初優勝を飾っていた。

 レギュレーションの最終ホールでボギーを叩いたレカリと金寅敬は、ともに通算9アンダーで並び、決着はプレーオフまで持ち越された。

 パー4の18番ホールで行われたプレーオフでは、金寅敬がパーセーブに失敗して迎えた約2メートルのパーパットをレカリが外し、勝負は2回目までもつれた。

 続いて行われたプレーオフ2回目、金寅敬がバーディーパットに失敗したのに対し、レカリはグリーンの外からバーディートライを沈め、プロツアー通算3個目のタイトルを手にした。

 レカリは今大会で38戦連続予選通過を果たしている。2012年のLPGAツアー出場全試合で予選を通過した選手はレカリを含め3人しかいない。

 2006年から2009年まで欧州女子ツアーに参戦していたレカリは、2009年のフィンランド女子マスターズ(Finnair Masters)で1勝を挙げている。

 日本勢は宮里藍(Ai Miyazato)が通算1アンダーで24位タイ、上原彩子(Ayako Uehara)が通算イーブンで33位タイ、上田桃子(Momoko Ueda)が通算10オーバーで66位に終わった。(c)AFP