オバマ米大統領「2国家共存は可能」、訪問中のパレスチナで
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【3月22日 AFP】パレスチナ自治区を訪問中のバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は21日、マフムード・アッバス(Mahmud Abbas)自治政府議長との会談後に開いた記者会見で、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」は今も実現可能であると述べた。
アッバス議長は会談の中でオバマ大統領に対し、パレスチナが将来建国しようとしている土地にイスラエルが入植を続ける限り、和平交渉再開の見込みはないだろうと話した。
一方のオバマ大統領はアッバス議長との共同記者会見で、2国家共存は今も実現可能であると強調し、パレスチナ人にとってイスラエルによる占領の終結は「しかるべきこと」だと語った。
しかしオバマ大統領は、入植地建設が和平交渉の妨げとなっていることを認めながらも、イスラエルによる新たな入植活動の凍結については明言を避けた。(c)AFP/Stephen Collinson
アッバス議長は会談の中でオバマ大統領に対し、パレスチナが将来建国しようとしている土地にイスラエルが入植を続ける限り、和平交渉再開の見込みはないだろうと話した。
一方のオバマ大統領はアッバス議長との共同記者会見で、2国家共存は今も実現可能であると強調し、パレスチナ人にとってイスラエルによる占領の終結は「しかるべきこと」だと語った。
しかしオバマ大統領は、入植地建設が和平交渉の妨げとなっていることを認めながらも、イスラエルによる新たな入植活動の凍結については明言を避けた。(c)AFP/Stephen Collinson