【3月14日 AFP】米航空宇宙局(
NASA)が先週公開した、土星探査機カッシーニ(
Cassini)が捉えた金星の画像。金星は土星とはかなり離れた位置にあるため、画像では小さな白い点として写されている。
金星は水星、地球、火星と同じく岩石でできた「地球型惑星」の一つで、太陽から比較的近い距離を回っている。二酸化炭素でできた金星の大気の温度は500度近くに達し、地表の気圧は地球の100倍にも上るが、大きさや質量、組成や軌道が似ていることから、地球の双子の星とされている。
「明けの明星」とも呼ばれる金星は、硫酸の雲で覆われているため、非常に明るい色をしている。(c)AFP