スペイン王妃のダイヤと真珠のブレスレット、2.7億円で落札
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【11月15日 AFP】かつてスペイン王妃が所有していたコンク真珠とダイヤモンドのブレスレットが14日、スイス・ジュネーブ(Geneva)で競売に掛けられ、予想落札価格の2倍を上回る320万スイスフラン(約2億7000万円)で落札された。
このブレスレットは、英スコットランドで生まれ1906年にスペインのアルフォンソ13世(Alfonso XIII)に嫁いだビクトリア・ユージェニー王妃(Queen Victoria Eugenie、スペイン語名:ビクトリア・エウヘニア、1887~1969)が所有していたもの。1920年代に製造され、18.6センチメートルのバンド部分にちりばめられたダイヤモンドが「蔓(つる)」を、明るいピンク色の真珠が「実」を表現している。
ビクトリア・ユージェニー王妃はアルフォンソ13世との間に7人の子をもうけたが、その後別居し、スイス・ローザンヌ(Lausanne)郊外に購入したシャトーで余生を送った。
英競売大手サザビーズ(Sotheby's)によると、ブレスレットを出品したのはスペイン王室の「位の高い女性」だという。600点近くに上る大規模な宝石オークションの目玉で、競売会場には多くの人が詰めかけた。予想落札価格は75万~150万スイスフラン(約6400万~1億2700万円)だった。(c)AFP
このブレスレットは、英スコットランドで生まれ1906年にスペインのアルフォンソ13世(Alfonso XIII)に嫁いだビクトリア・ユージェニー王妃(Queen Victoria Eugenie、スペイン語名:ビクトリア・エウヘニア、1887~1969)が所有していたもの。1920年代に製造され、18.6センチメートルのバンド部分にちりばめられたダイヤモンドが「蔓(つる)」を、明るいピンク色の真珠が「実」を表現している。
ビクトリア・ユージェニー王妃はアルフォンソ13世との間に7人の子をもうけたが、その後別居し、スイス・ローザンヌ(Lausanne)郊外に購入したシャトーで余生を送った。
英競売大手サザビーズ(Sotheby's)によると、ブレスレットを出品したのはスペイン王室の「位の高い女性」だという。600点近くに上る大規模な宝石オークションの目玉で、競売会場には多くの人が詰めかけた。予想落札価格は75万~150万スイスフラン(約6400万~1億2700万円)だった。(c)AFP