【11月2日 AFP】男子テニス、パリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2012)は1日、フランスのパリ(Paris)でシングルス3回戦が行われ、大会第3シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は7-5、6-7、2-6でポーランドのイェジ・ヤノヴィッツ(Jerzy Janowicz)に敗れた。

 この敗戦によりマレーは、レギュラーシーズン最後となる今大会の2回戦で敗れたノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)と同様に、早期敗退を喫することとなった。

 マレーはこれまでパリ・マスターズで準決勝に一度も進んだことがなく、今回はその汚点を晴らす良い機会と思われた。しかし、ポーランド出身のヤノヴィッツは22度のサービスエースとウィナー51本を奪い、番狂わせを演じた。

 ATPマスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)の準々決勝で、世界ランキング4位以内の選手が一人も勝ち上がれなかったのは4年ぶり。

 ヤノヴィッツはこの1週間で、世界ランキング19位のフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)と同15位のマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を下している。(c)AFP/Scott Williams