【10月4日 AFP】米大リーグ(MLB)は3日、各地で試合が行われ、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)は14-2でボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)を下し、ア・リーグ東地区優勝を果たした。

 シーズン最終戦でライバルのレッドソックスを退け、過去17年間で13度目の地区優勝を果たしたヤンキースは、シーズン成績をア・リーグ最高の95勝67敗とし、プレーオフのホームアドバンテージを手にした。

 ヤンキースは7日から始まる地区シリーズで、ボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)とテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)によって争われるワイルドカードの勝者と対戦する。

 ヤンキースは先発の黒田博樹(Hiroki Kuroda)が7回を2失点に抑えると、打線ではロビンソン・カノ(Robinson Cano)とカーティス・グランダーソン(Curtis Granderson)がともに2本塁打ずつを放ち、レッドソックスを粉砕した。

 合計15安打を放ったヤンキース打線を牽引したカノは、4打数4安打で自己最多に並ぶ6打点を記録すると、フランチャイズ記録を更新するチームのシーズン通算245本目の本塁打を放ったグランダーソンも4打点を挙げた。

 黒田は7安打を許しながらもレッドソックス打線を2点に抑えて役目を果たし、ここ6戦で4勝1敗と見事な成績を収め、シーズン成績を16勝11敗とした。(c)AFP