リンゴ・スターの生家、解体の危機免れる 英リバプール
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【6月15日 AFP】英リバプール(Liverpool)にある元ビートルズ(The Beatles)のリンゴ・スター(Ringo Starr、71)の生家が、解体の危機を免れることとなった。グラント・シャップス(Grant Shapps)英住宅担当相が14日、明らかにした。
リバプール当局は市の再開発計画の一環として2011年、ディングル(Dingle)地区の家屋の解体を計画。同地区マドリン・ストリート(Madryn Street)9番地にあるリンゴ・スターの生家も取り壊し対象となっていた。
だが住民グループの陳情を受けてシャップス住宅担当相が介入。同地区の400軒あまりは解体対象となるが、リンゴ・スターの生家を含む約30軒は取り壊さずに改築されることが決まった。
この日、マドリン・ストリート9番地前ではリンゴ・スター生家の取り壊し撤回を発表するシャップス住宅担当相と、再開発を進めたいリバプールのジョー・アンダーソン(Joe Anderson)市長がにらみ合い、これを再開発反対派と賛成派の住民が取り囲む形となった。こうした事態にシャップス住宅担当相は「ご覧のとおり、再開発をめぐり住民たちは対立している。私には住宅を取り壊すことが良い考えとは思えない」と語った。
現在、リンゴ・スターの生家に人は住んでおらず、訪れたビートルズファンたちの落書きが残されている。(c)AFP
【関連記事】元ビートルズ、リンゴ・スターの生家が解体の危機 政府が介入
リバプール当局は市の再開発計画の一環として2011年、ディングル(Dingle)地区の家屋の解体を計画。同地区マドリン・ストリート(Madryn Street)9番地にあるリンゴ・スターの生家も取り壊し対象となっていた。
だが住民グループの陳情を受けてシャップス住宅担当相が介入。同地区の400軒あまりは解体対象となるが、リンゴ・スターの生家を含む約30軒は取り壊さずに改築されることが決まった。
この日、マドリン・ストリート9番地前ではリンゴ・スター生家の取り壊し撤回を発表するシャップス住宅担当相と、再開発を進めたいリバプールのジョー・アンダーソン(Joe Anderson)市長がにらみ合い、これを再開発反対派と賛成派の住民が取り囲む形となった。こうした事態にシャップス住宅担当相は「ご覧のとおり、再開発をめぐり住民たちは対立している。私には住宅を取り壊すことが良い考えとは思えない」と語った。
現在、リンゴ・スターの生家に人は住んでおらず、訪れたビートルズファンたちの落書きが残されている。(c)AFP
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