サルコジ仏大統領、元スーパーモデルと2月結婚へ 仏紙
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【1月6日 AFP】(7日 一部更新、写真追加)フランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領(52)が、新恋人の元スーパーモデルの歌手カーラ・ブルーニ(Carla Bruni)さん(39)と近く結婚すると報じられた。6日の仏日曜紙「ジュルナル・デュ・ディマンシュ(Journal du Dimanche)」が「結婚は間近」と一面で伝えた。
同紙は複数の匿名筋による情報から、2人の結婚式の日程は2月8日か9日に設定されたとみられると報じた。David Martinon大統領報道官は同紙の報道に関する談話を拒んだ。
■婚前旅行で中東遺跡めぐり、エジプトで婚約指輪か
2人は現在、ヨルダンのアブドラ国王(King ABDULLAH II)の招きで同国を非公式訪問中。5日にはヨルダン南部にあるバラ色の遺跡の街ペトラ(Petra)で、ブルーニさんの息子オレリアン(Aurelien)君(5)を肩に乗せて歩く大統領の姿が撮影された。
クリスマス休暇を過ごしたエジプト滞在中に大統領はブルーニさんに、ピンク色のハート形ダイヤモンドの婚約指輪を贈ったとされる。ブルーニさんからはスイス製高級腕時計が贈られたという。
離婚してまもない大統領とブルーニさんのロマンスが最初に発覚したのは12月中旬。以来、パパラッチの群れが後を追いかけ回している。イタリアのタイヤメーカー大手創業者一家出身のブルーニさんは、以前のボーイフレンドにミック・ジャガー(Mick Jagger)やエリック・クラプトン(Eric Clapton)といったロック界の大物も名を連ねる。
■インド訪問でファーストレディー・デビュー?
1月下旬の大統領のインド公式訪問にも、ブルーニさんは同行する予定だという。この情報を伝えた地元紙は、倫理的に保守的なインドの政府が、正式に夫人とはなっていないブルーニさんを歓迎するための適切な外交儀礼をどうするか苦心していると述べている。
張本人であるサルコジ大統領は新たな恋愛関係について、いまだ公式なコメントを発表していないが、8日の新年会見で報道陣から質問攻めにされることが予想される。
■「政治は留守気味」、下がる支持率
一方、支持率は7ポイント低下しており、新たな関係に関する支持者の不安が反映されたとみられる。「パリジャン(Le Parisien)」紙が掲載した調査機関CSAによる世論調査でも、「大統領は国の問題に取り組むと信じている」と回答した有権者は48%で、前月の55%から下がっている。反対に45%が「彼は信用できない」と答えており、不信感のほうは前月の38%から増加している。
CSAのStephane Rozes所長によると支持率低下の主な要因は、経済や可処分所得の減少に対する不安だが、60歳以上の有権者の支持率が15%落ちていることから「おそらく高齢の有権者の間では、大統領の恋愛に関する華々しい報道に困惑している人もいるのだろう」と語った。(c)AFP
同紙は複数の匿名筋による情報から、2人の結婚式の日程は2月8日か9日に設定されたとみられると報じた。David Martinon大統領報道官は同紙の報道に関する談話を拒んだ。
■婚前旅行で中東遺跡めぐり、エジプトで婚約指輪か
2人は現在、ヨルダンのアブドラ国王(King ABDULLAH II)の招きで同国を非公式訪問中。5日にはヨルダン南部にあるバラ色の遺跡の街ペトラ(Petra)で、ブルーニさんの息子オレリアン(Aurelien)君(5)を肩に乗せて歩く大統領の姿が撮影された。
クリスマス休暇を過ごしたエジプト滞在中に大統領はブルーニさんに、ピンク色のハート形ダイヤモンドの婚約指輪を贈ったとされる。ブルーニさんからはスイス製高級腕時計が贈られたという。
離婚してまもない大統領とブルーニさんのロマンスが最初に発覚したのは12月中旬。以来、パパラッチの群れが後を追いかけ回している。イタリアのタイヤメーカー大手創業者一家出身のブルーニさんは、以前のボーイフレンドにミック・ジャガー(Mick Jagger)やエリック・クラプトン(Eric Clapton)といったロック界の大物も名を連ねる。
■インド訪問でファーストレディー・デビュー?
1月下旬の大統領のインド公式訪問にも、ブルーニさんは同行する予定だという。この情報を伝えた地元紙は、倫理的に保守的なインドの政府が、正式に夫人とはなっていないブルーニさんを歓迎するための適切な外交儀礼をどうするか苦心していると述べている。
張本人であるサルコジ大統領は新たな恋愛関係について、いまだ公式なコメントを発表していないが、8日の新年会見で報道陣から質問攻めにされることが予想される。
■「政治は留守気味」、下がる支持率
一方、支持率は7ポイント低下しており、新たな関係に関する支持者の不安が反映されたとみられる。「パリジャン(Le Parisien)」紙が掲載した調査機関CSAによる世論調査でも、「大統領は国の問題に取り組むと信じている」と回答した有権者は48%で、前月の55%から下がっている。反対に45%が「彼は信用できない」と答えており、不信感のほうは前月の38%から増加している。
CSAのStephane Rozes所長によると支持率低下の主な要因は、経済や可処分所得の減少に対する不安だが、60歳以上の有権者の支持率が15%落ちていることから「おそらく高齢の有権者の間では、大統領の恋愛に関する華々しい報道に困惑している人もいるのだろう」と語った。(c)AFP