Googleアナリティクスで解析中のサイトURLを変更したり、サイトをhttps化したときのURL変更方法をご紹介します。
Googleアナリティクスでアクセス解析を始める際は、アナリティクスのアカウントに対象サイトのプロパティを作成して、サイトにトラッキングコードを追加する必要があります。
その後にサイトURLを変更したり、サイトをhttps化した場合は、Googleアナリティクスに追加したプロパティとビューのURLを変更すればOKです。
トラッキングコードはそのまま使えるので、プロパティを新たに作り直す必要はありません。アナリティクスのデータも引き継げるので、以前と同じように閲覧できます。
プロパティのサイトURLを変更する
ではGoogleアナリティクスに追加したサイトURLを変更してみましょう。
まずはアナリティクスの左側メニューから、一番下の歯車マーク「管理」をクリックします。
管理画面にはアカウント、プロパティ、ビューの各メニューが表示されています。真ん中の「プロパティ」からURLを変更したプロパティを選んで「プロパティ設定」に進みます。
プロパティ設定が表示されるので「デフォルトのURL」に変更後のURLを入力します。入力欄の先頭で http:// と https:// を選択するので、その後だけ入力してください。
あとは一番下に進んで「保存」しましょう。これを忘れると変更が反映されません。
ビューのサイトURLを変更
続いてビューのサイトURLも変更しましょう。右側の「ビュー」から「ビューの設定」に進みます。
「ウェブサイトのURL」に変更後のURLを入力してください。最後に「保存」をお忘れなく。
これでアナリティクスのサイトURL変更が完了しました。
サイトURLをhttps化した場合
サイトURLをhttps化したら、GoogleアナリティクスのURLも変更しておきましょう。手順は先ほどと同じで、プロパティとビューのサイトURLを変更します。
まずは左メニューから「管理」→「プロパティ設定」に進み、「デフォルトのURL」の入力欄の先頭をクリックして「https://」を選択してください。
続いて「ビューの設定」に進んで、「ウェブサイトのURL」の先頭をクリックして「https://」を選択します。どちらも最後の「保存」をお忘れなく。
サイトURLを変更したりhttps化しても、アナリティクスのデータはそのまま引き継がれるので、以前と同じように使うことができます。
トラッキングコードは変更不要
サイトURLを変更しても、Googleアナリティクスのトラッキングコードはそのまま使えます。新たに取得したり、コードの修正等は必要ありません。
実はサイト名やサイトURLを変更しても、トラッキングIDは変わらないので、Googleアナリティクス側の設定を変更する必要はなかったりします。
GoogleアナリティクスのサイトURLを変更する理由は、解析データのレポートを作成したり、サイトリンクを表示するときに、サイト情報を正しく反映させるためです。
ただし、サイトURL変更時にサーバーを移転したり、新しくWordPressを立ち上げた時は、トラッキングコードも移す必要があります。
トラッキングコードは、Googleアナリティクスの「トラッキング情報」から取得するか、Googleタグマネージャーで設定してください。
あとは必要に応じて、GoogleアナリティクスとSearch Consoleのリンクを確認して、Search Console のデータ共有機能を有効にしておきましょう。
「プロパティ設定」の下に「Search Consoleを調整」というボタンがあるので、そこからチェックします。
「このサイトはGoogleアナリティクスアカウントのどのウェブプロパティにもリンクされていません。」と表示されていたら、リンクを有効にして保存してください。