欲望を捉えて「Yahoo!広告」の配信や分析が可能な仕組み「DESIRE Targeting」を提供開始
電通は、同社の消費者研究プロジェクトチーム「DENTSU DESIRE DESIGN(デンツウ・デザイア・デザイン)=DDD=が、欲望(DESIRE)、デモグラフィック(性・年代などの属性データ)、興味・関心の3つの軸で消費者を理解して「Yahoo!広告」の配信や分析ができる仕組み「DESIRE Targeting」を開発した、と12月6日発表した。同日提供を始めた。欲望を捉えることが特長。
DDDは、マーケティングで需要を創り出すには消費者の心を動かすような、心の奥底で人が望んでいること=欲望=を捉えることが重要と考えた。マーケティングで主流のデモグラフィックや興味・関心データだけでなく、人の根源的な心理の欲望を軸にセグメントを作成。ターゲットを深いレベルでセグメントして需要創出へのきっかけを見付け、広告配信に結び付ける。
Yahoo!広告はLINEヤフーが運営する「Yahoo! JAPAN」に掲載する広告。LINEヤフーのデータと、電通が保有する欲望に関する調査データを組み合わせて欲望を分析し、その結果を使用した広告配信、クリエイティブ制作、効果検証を提供する。欲望分析では、電通が2021年から行っている「心が動く消費調査」を基に11の欲望を特定。商品カテゴリーとの関係を可視化した、
可視化によってカテゴリーデータの関係を視覚化する解析手法、コレスポンデンス分析で、どの欲望を意識する必要があるかが事前に分かる。DDDとLINEヤフーは、11の欲望とLINEヤフーのさまざまなデータを活用し、ユーザーの欲望を予測する機械学習モデルを構築。需要創出の元になる欲望を起点にしたセグメントを作成してYahoo!広告でのアプローチを可能にした。
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